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NTT法廃止を急ぐ自民党に対し、携帯三社トップがX(Twitter)で気炎を吐く。珍しい「あの人」もポスト

 拙速なNTT法廃止を急ぐ政府。KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの携帯三社がこれに反論強めていますが、楽天の代表取締役会長兼社長である三木谷浩史氏がX(Twitter)で吠えました。NTT法見直しの座長の自民党甘利明前幹事長を批判しています。

 楽天三木谷氏だけに政府との溝を作るのはフェアではないと、ソフトバンク代表取締役社長執行役員の宮川潤一氏がこれに呼応。国民の税金で作り上げた資産を引き継いだNTTの民営化に釘を刺しました。9年ぶりのツイートならぬポストです。

 この流れをKDDI広報がリポスト(RT)。

 さらにKDDI髙橋誠社長も4年ぶりに投稿。楽天三木谷社長と宮川社長に賛同しつつ、防衛財源の話がすり替わっていることを指摘しました。

 自民党は防衛増税の文脈からNTT規制見直しとNTT株の売却検討に着手しました。しかし、いつのまにか防衛財源化先送りの話も出て、主眼は「通信産業成長」に軸足を移しつつあります。

 甘利明氏はNTT法の在り方に関するプロジェクトチームの座長を務めています。

 甘利明氏は2001年から衆議院議員、御歳74歳。金銭授受問題を受け、2016年に経済再生担当大臣を辞任。2018年には憲法第21条や電気通信事業法に抵触するおそれのあるサイトブロッキングを推進。2021年には小選挙区で落選、比例で復活扱いとなった議員です。

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