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マイクロソフトEdge、他ブラウザのデータを無断で覗き見?海外メディア指摘

 海外メディア「The Verge」は1月30日(現地時間)、「Windows」を利用する一部のPCで、OSアップデート後に「Microsoft Edge」に他のブラウザのデータが意図せずインポートされる場合があると報じました。

 The Vergeの記事では、 Tom Warren記者の実体験として以下のような事例が明かされています。

  1. 「Google Chrome」を開いたままWindows Updateを実行
  2. アップデートが終わりPCが再起動すると、再起動前にChromeで開いていたサイト(タブ)と同じものがEdgeで開かれていた

 同記者はその後、Edgeの設定を開き、他のブラウザからデータをインポートする機能がオフになっていることを確認。さらに念の為、別のPCにWindows Updateをかけてみたところ、同じ現象が発生したと述べています。

 The Vergeの記事では、Windowsのセットアップ中、他のブラウザからEdgeへ定期的にデータをインポートする設定画面が表示されるという、Zach Edwards氏のXのポストも引用。

 問題が起きたTom Warren記者のPCでも、アップデート中にEdgeへの移行を促すような表示が一瞬だけ表示されていたことから、同記者はブラウザ移行関連の機能がアップデートの過程でクラッシュし、誤ってデータインポート機能が起動したのではと推測しています。

 今回起こった現象の正確な原因はわかりませんが、自由にブラウザを選びたいユーザーにとって、あまり好ましい状況でないことは確かです。

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