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「あのスマホ」そっくり!北欧EVメーカーが「Polestar Phone」を発表へ

 スウェーデン生まれのEVメーカーであるPolestarは、同社初のスマートフォンである「Polestar Phone」を4月23日に中国にて発表することを予告しました。

 Polestarの経歴は複雑で、簡単に説明すると以前はボルボ傘下で、現在は切り離され独立資本で活動中、ただしボルボとPolestarはいずれも中国のスマホメーカーMeizuを買収した浙江吉利控股集団が強く幅を利かせているという状況です。

 その関係から、Polestar PhoneはかつてMeizuであった部門が製造していると考えてよく、また同端末の形状は「Meizu 20 Pro」や「Meizu 20 Infinity」と酷似しており、ベース機種であると容易に予測できます。

 電気自動車メーカーが独自のスマートフォンを発表するのはこれが初めてではなく、昨年に中国の大手振興EVメーカーであるNioは、SNapdragon 8 Gen 2を搭載した「Nio Phone」を発表しています。

 同機種はNioの自動車と高度な連携を行えるように最適化されており、車のロック解除やスマホからの車両呼び出し、シート位置の調整などが行えます。スマホから車、と順序が逆ではありますが、Xiaomiも似たような連携をアピールしています。iPhoneとはまた違った観点からの価値の創造を行っていますね。

 Polestar Phoneのティザー画像を確認すると、同端末は21:9のアスペクト比と四辺均一な2.2mmのベゼル、91.5%と高い画面占有率を備えているとのこと。

 先述のとおりPolestar Phoneは中国で発表されますが、これが中国国外でも販売されるとは考えづらいです。というのも、中国でのPolestarには、Google関連のシステムが利用できないことを理由にMeizuが開発する車載システム「Flyme Auto」を採用しており、車載システムに差異があるため。中国以外で、こういった自動車との連携を主眼に置いたスマホ(と自動車)が登場することはあるのでしょうか。

情報元ArenaEV
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