會原 
ようやく60Hzやめろってよ！
Appleが2025年に発売予定のiPhone 17シリーズについて、全モデルにLTPO（低温ポリシリコン酸化物）パネルを採用する方針であると、韓国経済紙ETnewsが報じました。
業界関係者によると、Appleは従来のiPhoneシリーズで「Pro」と「Pro Max」モデルにのみ採用していたLTPOパネルを、iPhone 17シリーズでは全モデルに拡大するとのことです。LTPOは省電力性能に優れたディスプレイ技術で、韓国のサムスンディスプレイとLGディスプレイが供給を担当しています。
また、iPhone 17シリーズではラインナップの刷新も計画されているそうです。現行の「Plus」モデルに代わり、薄型設計を特徴とする「Slim」（もしくは「Air」）モデルが新たに加わる見込みです。これにより、新シリーズは「iPhone 17」「iPhone 17 Slim」「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Pro Max」の4モデル構成になると報じられています。
LTPOパネルは高度な技術を要することから、中国メーカーの参入は困難とされています。そのため、iPhone 17シリーズのディスプレイ供給は韓国メーカーが独占する可能性が高いとされています。具体的には、サムスンディスプレイが全モデル向けに、LGディスプレイが「Slim」と「Pro」モデル向けにパネルを供給する予定と伝えられています。
業界関係者は「中国メーカーが来年LTPOパネルを供給する可能性はほぼゼロ」と指摘。「2024年上半期に発売予定の低価格モデルiPhone SE 4向けの供給を中国メーカーに集中させているのも、iPhone 17シリーズでの供給枠がないことが背景にある」のだとか。
iPhoneは上位モデルしか高リフレッシュレート対応ではないという状況も、これにて変化する可能性がありそうです。続報を注視しましょう。
