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Apple、iPhone 17 Proのカメラ倍率を詐称して販売。光学8倍ズームと不適切表記

 Appleの日本語公式サイトにおいて「iPhone 17 Pro」のカメラ説明に「8倍の光学ズーム」などとの表記が見つかり、不適切ではないかとの指摘がSNSで広がっています。

 各国の公式ページを確認したところ、米国・フランス・ドイツ・オーストラリア・ブラジル・インドネシア・メキシコ・韓国・中国などでは「8x optical-quality zoom(光学『品質』の8倍ズーム)」と明記しており、問題はありません。

 ところが、日本向けは「品質」の文字を削って「光学8倍ズーム」と表記しています。

 iPhone 17 Proの望遠カメラは48MPの新センサーを用いた100mm(4倍)の光学望遠が基本で、8倍相当(200mm)は、48MPセンサーの中心部を12MPで切り出す「インセンサー(クロップ)ズーム」によって実現します。あくまで4倍光学望遠で2倍クロップズームであり、レンズの物理的な焦点距離を変化させているわけではないので、8倍光学ズームではないということ。

 誤解しやすい部分ではあるものの、米Appleの技術仕様にも「12MPのoptical-quality 8x Telephoto」と明記されており、8倍はあくまで光学望遠によって達成されたものではないことがわかります。

 この日本語版の表記を巡っては批判が相次いでおり、国内媒体ITmediaは一般消費者を誤認させる優良誤認表示に該当する可能性にも言及しています。

 なお国内の競合他社の同様の光学望遠以上のズーム機能への表記を見ると、SamsungやGoogleは光学相当、Xiaomiは光学レベルズームなど、Apple本国・日本国外法人のように謳い文句を工夫しています。

 Apple日本法人が訂正を表明するのかどうかが注目されます。

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情報元AppleITmedia
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