
まさかのhostsファイル無断改変。
Adobe Creative Cloudを利用する一部ユーザーの間で、hostsファイルにAdobe関連のエントリが知らないうちに追記されていたとの報告が相次いでいます。海外メディアも報じ始めているほか、Adobe Communityにも同様の報告が寄せられています。
報告されているエントリは次のとおりです。
## Adobe Creative Cloud WAM - Start ##
166.117.29.222 detect-ccd.creativecloud.adobe.com
## Adobe Creative Cloud WAM - End ##
このエントリには「Adobe Creative Cloud WAM」という表記が含まれています。PiunikaWebやReddit上の解析では、adobe.com/homeのJavaScriptが上記ドメイン上の小さな画像の読み込み成否を利用して、Creative Cloudデスクトップアプリの導入有無を判定している可能性が指摘されています。
なお、hostsファイルはネットワーク動作に直接関わる設定ファイルであり、ざっくり言うと「このドメイン名にアクセスするときは、このIPアドレスに繋いでね」とパソコンに教えるための設定ファイルです。ここを書き換えられると意図しないサーバーに接続させられるおそれもあるため、セキュリティ上きわめて重要なファイルとされています。
今回の件では、Adobe Communityで「hostsファイルの改変監視がアラートを出した」とする企業ユーザーの投稿もあり、Xでは「マルウェアと同じ手口だ」といった強い批判の声も上がっています。
報告は少なくとも2026年3月中旬までさかのぼります。Adobe Communityには、3月17日付のhostsファイルでこの行を見つけたという投稿があり、Windowsでも同様の行を確認したという返信が付いています。正規ライセンス利用者からの報告も出ていますが、一方でRedditではCreative Cloudを長く使っていても該当エントリがないという投稿もあります。
Adobe Creative Cloudを導入している企業のIT担当者は、まず自社環境のhostsファイルを確認したうえで、Adobeからの公式説明や更新情報を注視するのがよさそうです。
ふと hosts 開いたら Adobe がなんか追加してた。ここに勝手に書くのはEVILすぎるだろ……
2週間くらいくらい前から言及されてるっぽい? pic.twitter.com/x2UeCo8ndi— かじ (@kaji2) March 31, 2026


















