6月3日に発売になっていた「EVO4GLTE」をやっと手に入れることが出来ましたので、レビュー等を書き込んで行きたいと思います!
スペック等は以下の通りです
- 型番/コードネーム : PJ75100/Jewel
- SoC : Snapdragon S4 MSM8960 1.5Ghz
- 通信方式: CDMA2000/LTE
- カメラ : メイン800万画素、サブ130万画素
- RAM:1GB
- ROM:16GB
- 重さ : 133g
- Sense4.0搭載
- OS:Android4.0
- NFC搭載
- ディスプレイ:4.7-inch 1280×720 HD IPS液晶(OneXはSuperLCD2)
Sprintで発売されている機種で、HTCのCDMA2000端末では初のLTEに対応しています。
EVO4G(国内ではEVO WiMAX)やEVO3Dには搭載されていたWiMAXには対応しておりません。
EVO4GやEVO3Dと同じようにSIMスロットはないROM機となります。
パッケージと内容物
One Xなどのように、弁当箱BOXではなく四角いエコを意識した化粧箱となっています。
内容物に関しては以下の通り
- 本体
- 説明書
- USBケーブル
- ACアダプター(日本使用可)
付属品は最小限の物となっていますが、USBケーブルとACアダプターは必ず付属するんですね(笑)
本体の外観
キャリアロゴも旧EVOは前面だったのに対して背面に移っています。
カメラ部分は出っ張っていて、OneXなどと同じように普通に置くとカメラ部分が当たってしまいます。
EVO3Dで廃止されたキックスタンドがEVO4GLTEには搭載されています。
見た感じ安っぽい印象を受けますが、実際触って見るとしっかりした作りとなっておりヘタる事はほぼないなと思われます。
シャッターボタンもEVO3Dなどで好評だったのかそのまま残っています。
これはOneXなどには無いのでなかなか便利なのではないでしょうか。
外観を見るととても旧EVOよりも薄く軽く、よりスタイリッシュにデザインしている事が見受けられます。
歴代続いているEVOシリーズの最高傑作で間違いないです。
内装
中心はカメラとなっており、出っ張っています。
HTC Jのようにアンテナが貼り付けてあります。
カメラ部下部にはNFCアンテナがあります。
OneXなどには搭載されていなかったMicroSDスロットが搭載されています。
これにより16GBの内蔵メモリで足りない場合もMicroSDで補うことができます。
他機種との比較
EVO4GLTE x EVO3D
画面の大きさは圧倒的にEVO4GLTEの方が大きく、重さはEVO4GLTEの方が軽くなっています。
背面は前面プラスチックではなくなっているのでEVO4GLTEの方が高級感が増しているように思えます。
薄さも半分ほどになり、アルミフレームが見えます。
イヤホンジャック、電源ボタンの位置は変わっていません。
EVO4GLTE x HTC J
先日auから発売されたHTCJは全面プラスチックですが、EVO4GLTEはアルミフレーム等を採用しています。
大きさはHTCJとさほど変わらないような気もします。
HTCJはEVO3Dよりは薄いものの、EVO4GLTEの方が薄いデザインです。
ベンチマーク
Total score : 6728
Score : 5248
QuandantのスコアはTegra3搭載のOneXより上回っています。
自分自身ベンチマークを頻繁に行うわけでは無いので比較はできませんが・・・
その他
OneXと違いをよく聞かれますが、OneXと比べた自分の印象を書いていきたいと思います。
・デザインに関して
デザインに関してですがどちらもHTC JやOneSよりディスプレイが大きい分本体が大きくなってしまい、自分の手には少々大きいな・・と思う場面が多々ありました。
その中でもOneXは背面マッドなそこまでグリップをしない触り心地なのですが、ケースを装着しなければ落としてしまいそうな場面があり、その結果落とすのが怖いので使う機会が減ってしまっていました。
EVO4GLTEもそうなるかなと思っていましたが、OneXより角ばっており手にフィットはしませんがしっかり手に持つことが出来ています。
・ディスプレイについて
OneXやOneXLに採用されているSuperLCD2液晶はコントラストや色の鮮やかさがIPS液晶より勝っているようです。
逆にIPS液晶は直射日光などが当たる場所ではとても見やすい点でSuperLCD2液晶より勝っているようです。
確かにOneXを使っていたときは色の鮮やかさに驚きましたが、EVO4GLTEのディスプレイは高画質ではありますが少し発色が悪い気がします。
OneXと比較して少しそこが残念な点でもあります。
・Sprint純正ハードケースについて
このEVO4GLTEはebayで購入した物なのですが、付属品としてSprint純正EVO4GLTEのハードケース+ホルダーが付属していました。
このハードケースはなかなか使いやすく、純正という事もありピッタリ不具合もなく装着する事が出来ました。
ケース装着後もキックスタンドは立てられます。
最後に
最近KDDI向けHTCのLTE端末が技適を通過しましたが、恐らく8割ぐらいの確立でEVO4GLTEとなると私は考えています。(ある程度日本向けにカスタムされると思いますが)
この機種が例えばMNP0円や、それに加えキャッシュバックなどが付いてるのを想像が出来ないほどこの機種は現状とてもよく出来ていると思います。
しかし、LTEのフラッグシップ端末となるならば恐らく米国のキャリアのSprintと同様にLTEエリアが少なく、機種はとても良いけどエリアが・・・と言う事になってしまいそうです。
読者の皆さんももしauから発表された時には是非EVO4GLTEを検討してみては如何でしょうか!