2012年9月18日に行われた、LGエレクトロニクスのOptimus G記者発表会に参加してきました。
向井理さんや、小島よしおさんを招いて行われたイベントのフォトレポートはこちらをどうぞ!!
皆様のモバイルライフをさらに進化させこれから迎える新時代へと導く
はじめに登壇したのはLGエレクトロニクス・ジャパン代表取締役の李揆弘(リ・ギュホン)氏 「個性あふれる端末、およびお客様のニーズに合わせた、日本特有の機能である防水・ワンセグ・おサイフケータイ・赤外線機能を製品開発に取り入れ、投入して参りました」と今までのLGエレクトロニクスについて振り返り「多くの方々のご協力によって生まれたOptimusGは、皆様のモバイルライフをさらに進化させ、これから迎える新時代へと導く、新端末であろうと確信しています」と強い自信を見せました。
Optimus Gは直球ど真ん中 そのバランスを是非手にとって
続いて登壇したのはNTTドコモのプロダクト部藤間氏で「今回発表するOptimus Gはスマートフォンのフラグシップモデルして、直球ど真ん中という位置づけ」と続け「Optimus GはLTE対応スマートフォンとして、成熟したモデルと、このようにいってもよろしいかと思います」とも続けます。また「市場では、なんとか5といった製品が話題になっていますが、是非、Optimus Gを手にとっていただき、バランスの良さを体感してほしい」と、その自信のほどを見せつけました。
非常にエキサイティングな時である
続いて登壇したのは、クアルコムジャパン代表取締役クリフォード・フィッキ氏。Optimus Gにスマートフォンとして初めて搭載されたSnapdragon S4 proについても触れ「私たちのクアッドコアスナップドラゴンS4 Proを搭載した、最初の端末ということで、日本の市場にとっても私たちにとっても非常にエキサイティングな時である」と発言。筆者の耳には、クリフォード氏が口にするエキサイティングという言葉が非常に耳に残りました。
発表された10の新機能
9月18日付けで発表された新機能はあわせて10つあり
Qスライド機能 | 再生中の動画を透過させ、別のアプリケーションを上に重ね合わて、動画を見ながらほかのアプリケーションが実行できる機能 |
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Qメモ機能 | 画面にメモがそのまま書き込むことができる機能 |
ライブズーム | 動画にピンチインをすることによって、再生中の動画の一部分が拡大ができる機能 |
デュアルスクリーン機能 | TVに接続して動画を再生しながら、端末の画面では、ほかのアプリケーションが利用できる機能 |
スクリーンズーム | サムネイルやメッセージ一覧などでピンチイン・アウトをすることで、スクリーンレイアウトやフォントサイズが調整できる機能 |
アイコンカスタマイザ | ホーム画面上のアイコンを大きくしたり、アイコンの変更ができる機能 |
スマートシャッター | 動きの速い被写体に対して、カメラが自動でシャッタースピードを調整し、ぶれの少ない画像を撮影する機能 |
ボイスシャッター | 「チーズ」や「ウィスキー」「LG」といった音声を認識して写真が撮影できる機能 |
ワイズベル | 周囲の騒音レベルに合わせて着信音量が変化する機能 |
ワイズスクリーン | 顔を認識しユーザが画面をのぞいている間はバックライトが消灯しない機能 |
と以上のようなもので、本音をいうと、すでに他社が実装している機能もあり、真新しさに欠ける機能もありますが、筆者としては、ボイスシャッターやデュアルスクリーン機能は使い方によっては非常に便利に使えるのではないかと感じました。
裏蓋が異なるそのわけとは 質疑応答
質疑応答の時間では、以下のようなやりとりがありました。
フリーライターの岡本さん
- Q「以前発売された、Optimus LTEの時にストリートファイターとのコラボがあったが、今回はそのようなものはないのかコラボレートはないのか」
- A「残念ながら搭載していない」
- Q「昨今の緊迫した日韓関係が端末の販売に影響が出てくると考えているか」
- A「影響はあまりないと考えている。現在発売されているOptimus itも日経産業新聞でも、Android端末でも日本で4番目に人気のある、売れている端末という紹介がある。様々な政治的な問題はあるが、ビジネスはビジネスとして、理解をいただいているという風に感じている」
すまほんのあるごすさん
- Q「日本版と韓国版では裏面の仕様が異なる。韓国版ではマット調であり、そちらの方がよいという声も聞かれる、なぜ日本では仕様が変更されたのか、教えてほしい」
- A「Optimus Gの日本版専用として、着脱式バッテリーや防水にも対応している、そのような理由により若干、日本でのデザインは変わっている」
フリーランスの橋本さん
- Q「冒頭のビデオで不可能を可能にするというコピーがあるが、もうすこし具体的に教えてほしい」
- A「ハードウェアはもちろんのことながら、ユーザエクスペリエンスということで、新しい体験を一般の消費者に提供するということで、このような説明を行った」
といった形でした。
LGの中の人に聞いたここだけの話も用意しておりますので、そちらはしばらくお待ちください。