NTT docomoは、SONYの「XPERIA AX SO-01E」に対して、アップデート配信を開始しました。内容は以下の二点。
- しゃべってコンシェルでアラームを設定すると、アラームが鳴動しない不具合の改善。
- NFC Type A / B方式のおサイフケータイ対応サービスへの対応。
特に注目すべきは、NFC決済サービスへの対応です。NFCによる決済サービスは、欧米、アジア地域で2013年度上期より順次利用できます。海外旅行するなら対応していると便利かもしれませんね。
アップデートするだけで対応できてしまうのは、元々AXは、NFCとFeliCa(NFC Type F)に両対応したチップを搭載しているためです。
ただしNFC Type A / B方式では、電子マネー決済を行うセキュアエレメントチップを、SIMカード側に内蔵するのが世界標準となっています。ここがFeliCaとは異なる点ですね。そのため、ドコモが新たに発行を開始したのがいわゆる「桃SIM」です。
このピンク色のSIMカードは2013年2月25日より提供されています。正式名称はminiUIMカード Ver.5ですね。これがNFC決済には必要となります。「桃SIM」の発行手続きは全国のドコモショップで行えます。対応機種への発行手数料は無料となっています。
ちなみにアップデートの方法は「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア更新」から端末単体でも可能。ソニエリ時代からのお馴染み「PC Companion」をPCにインストールして、PC経由でアップデートすることも可能です。
海外旅行などの際にはぜひ使ってみたいものですね。
情報元:NTT docomo