iOS7 から導入されたズーム効果やアニメーション効果によって、乗り物酔いに近い「気分の悪さ」を訴えるユーザがアップルのサポートフォーラムに現れました。
視覚効果はホーム画面に戻ったときアプリの一覧が「フワリ」と落ちてくるズームエフェクトや、本体の傾きを検知してアプリの一覧と壁紙が動くパララックスエフェクト(視差効果)が挙げられ、いずれも iOS7 から導入されたものです。
パララックスエフェクトは、設定の[一般]から[アクセシビリティ]を選択し[視差効果を減らす]のオプションにチェックを入れれば、エフェクトをオフにすることができますが、ズームエフェクトなど随所に盛り込まれたアニメーションを完全に停止する方法はなく、サポートコミュニティでは「すべてのアニメーション効果を停止できるようにしてほしい」という要望も挙がっています。
乗り物酔いをしやすい方や、3D酔い、FPS酔いをしやすい方は、画面に集中した後は外を外の風景を見るなど、ほんの少しだけ気にとめた方が良いかもしれません。ただ、「気にしすぎるとそう感じてしまう」ということもあり得るので、少し気にとめる程度にした方が良いでしょう。