LTEモデルも発売され、さらなる注目が集まるNexus7(2013)ですが、未だに購入を決めかねている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。Wi-Fiモデルを発売日初日に購入し、あれやこれやといろいろと試して気がついた「良い点」と「悪い点」を5つずつ書いていきます。
良い点
- 液晶ディスプレイが超綺麗
- デュアルスピーカーの音質もグッド!
- APQ8064(実質APQ8064T)と2GBメモリで動作も快適
- Android 4.3の機能をフルに楽しめる
- このクオリティが27,800円で手に入る
液晶ディスプレイのきれいさには目を見張るものがあります。競合製品にはAQUOS PADがありますが、価格の面で考えると、こちらが圧倒的に優位です。Nexus7(2012)とNexus7(2013)のディスプレイの比較はこちらから!
また、スピーカーの品質もNexus7(2012)よりも大幅に進化!外部スピーカーにつながずとも、高品位なサウンドが楽しめます。
Nexus7(2013)に搭載されているチップセットは公式ではSnapdragon S4 Pro(APQ8064)となっていますが、実際はSnapdragon 600をクロックダウンさせているように見うけられます。(あるいは動作周波数が1.7GHz~1.9GHzに到達しない選別落ち品を搭載している可能性があります)
搭載しているOSはAndroid OSの最新版 Android 4.3 JellyBean です。国内のキャリア経由で発売されている端末で、現在Android4.3へのアップデートがなされている端末はありません。また、4.2から追加された、マルチユーザ機能はタブレット端末でしか利用できないため「機能をフルに楽しめる!」という点では Nexus10 および Nexus7(2012) と Nexus7(2013)だけになります。
そして、何よりこの価格でしょう。 16GBモデルが27,800円で買えるこの価格!少し高い印象を受けるかもしれませんが、個人的にはコストパフォーマンス最高な端末だと思います。
悪い点
- タッチパネルの感度が微妙?
- OTGにバグあり
- 周辺機器がまだまだ揃っていない
- リア(背面)カメラの画質がイマイチ
- 一部正常に動作しないアプリがある
あまり書きたくないのですが、悪いところです。
タッチパネルの挙動について、一部のユーザから不具合の報告が上がっています。筆者環境では特別にタッチパネルの感度が悪いと感じることはありませんが、時々「ん?」となることは確かにあります。タッチパネルの感度については個体差もあるようで、今後の対応に注目しなければいけませんね。
次にOTG(USB機器同士の相互接続)周りのバグについてです。これが本当にもったいないバグだなと思いました。詳細はこちらの記事を参照してください。これはソフトウェアの問題なので早急なパッチに期待ですね。
周辺機器は、まだ出始めの製品ということもあり、カバー・ケース類が充実していません。期待して購入した純正のプレミアムカバーも出来がいまいちだったので、もう少し多くの種類のケースが市場に流通するまで待ち状態が続きますね。
カメラには正直期待していなかったので、大きくガックリすることはなかったのですが、最近のスマートフォンの高画質な写真に見慣れていると、少々「がっくり」とくる画質です。詳細な検証は後日追って行います。
最後の正常に動作しないアプリがあるというのは、非常に些細な問題で、現在この問題には一度だけ遭遇しました(端末の仕様を確認するソフトウェアです)こちらもAndroid4.3の問題なので、細々とした点ですが、アプリの開発者の方にも確認してほしいポイントです。
以上、いかがでしたでしょうか?食指がさらに伸びたでしょうか?それとも、思いとどまってしまったでしょうか?日本市場に投入された日から徹底的に使い倒してこの状態なので、時間とともに細々とした問題は時間とともに解決してくでしょう!
もちろん筆者からしたら断然一押しのタブレットですよ!
Google Nexus 7 (2013) TABLET/ブラック(Android/7inch/APQ8064/2G/32G/BT4/LTE)