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auとソフトバンク、iPhone 6へのVoLTE対応は「未定」

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 Apple社は、iPhone 6 / iPhone 6 Plusを正式発表しました。TD-LTE(SoftBank 4G / WiMAX2+)やVoLTEに対応をしています。

 しかし昨夜のスペシャルイベントでは、iPhone 6 / iPhone 6 PlusのVoLTE機能に対応した移動体通信事業者は、北米や韓国、シンガポールのものばかりで、日本のキャリアの名前はありませんでした。

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 国内メディア「ケータイWatch」が報じたところによると、KDDIとSoftBankはiPhone 6 / 6 PlusへのVoLTE対応自体が未定とのこと。NTT docomoに関しては時期が未定で、Apple社との協力で対応を進めるそうです。docomoは既にVoLTE自体はサービスインしていますし、期待が持てるかもしれません。

 VoLTEとは、「Voice over LTE」の略称です。従来3Gの音声回線を用いていたところを、LTE回線を使ったIP電話に近い形で通話をするため、クリアな品質の音声通話を楽しむことができます。

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 こうなってくると、CDMA2000の通話品質が悪く、さらに音声通話とデータ通信を同時に行えないなど、au版のiPhone 6 / 6 Plusは不利であると考えられます。ほぼデータ通信メインである人には、WiMAX2+を含めたキャリアアグリケーションにも対応するau版は魅力的な選択肢ですが、電話として利用するユーザーは、VoLTE対応の詳細がはっきりするまで、au版を避けた方が無難と言えそうです。

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