共同通信は、SONYがXperiaスマートフォンの最上位モデルについて、2016年以降、年1回に絞る方針であると報じました。これは以前から何度か伝えられている情報であり、国内メディアが改めて追認する形となります。
ただし2016年以降となっているのは気懸かりな点です。Sony Mobileモデル数を絞る経営判断が遅れ、グループ全体に影響を及ぼす2040億円の赤字を計上し、大規模なリストラも行われるのに、2015年もまた半年間隔でフラッグシップモデルを更新するつもりなのでしょうか?不可解です。
さらに共同通信は、フラッグシップモデルのない商戦期は、通信キャリアに対して機能やデザインを手直ししたモデルを提案するとも報じています。Xperia A2のように、Z1fをほとんどそのままリリースするケースならまだ負担が軽いでしょうが、ただ単にデザインも性能も落としただけのXperia ZL2のようなモデルなら、いらないのではと思います。
報道が事実だとすれば、あまり余裕が無いはずなのに、Sony Mobileは悠長だなあと感じます。