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2万円前半なのに、デカコアCPU搭載でハイパワー!!「Vernee Apollo Lite」レビュー

Vernee Apollo lite

 中国の新興メーカーが販売するスマートフォンは、価格から想像出来ない程、高いスペックを備えた製品が多く存在します。

 今回紹介する「Vernee Apollo Lite」も、そのイメージを形にしたようなコストパフォーマンスの高いスマホです。なんと2万円前半から購入でき、なおかつデカコア(10コア)とRAM 4GBを搭載したハイスペックな仕様です。

 今回、GearBestさんから「Vernee Apollo Lite」の実機を提供して頂いたのでレビューしていきます。

スペック

OS Android 6.0 Marshmallow
CPU MediaTek Helio X20 MTK6797 Deca-core(10コア)
RAM 4GB
内部ストレージ 32GB
ディスプレイ 5.5インチ、解像度:1,920×1,080, 2.5D Arc Screen,Corning Gorilla Glass 3, IGZO
アウトカメラ 1,600万画素(F値2.0) Samsung S5K3P3
インカメラ 500万画素
バッテリー 3180mAh リチウムイオンポリマー電池
サイズ・重量 152 x 76 x 9.0mm, 175g
対応周波数 2G: GSM 850/900/1800MHz
3G: WCDMA 900/2100MHz
4G: FDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz
カラー Silver, Gray
その他 Bluetooth4.0・デュアルSIM・MicroSD対応

 スペックは、RAM 4GBやMediaTek製のHelio X20というデカコア(10コア)CPUのSoCだけでなく、IGZO技術を使用したシャープ製フルHDディスプレイや、カメラセンサーにはサムスン製のS5K3P3を使用するなど、数値上のスペックだけでなく、パーツメーカーにもこだわりが見え隠れします。

外観

Vernee Apollo lite

前面

 前面にはロゴなどがなく、スッキリとしたデザインです。背面にはカメラとフラッシュ、指紋センサー、薄っすらとVerneeのロゴがあります。

Vernee Apollo lite

背面

 右側面には電源ボタンと音量ボタンがあります。

vernee Apollo lite

右側面

 左側面にはピンで取り出すタイプのSIMスロットが2つあります。この端末は少し仕様が変わっており、写真の向かって左側がnanoSIMとMicroSDの排他仕様のスロット、右側がmicroSIM専用のスロットです。スロットに載っている黒いモノはSIMカードを模したダミーカードです。

Vernee Apollo lite

左側面

 上部にはイヤホンジャックのみ。

vernee Apollo lite

上部

 下部にはスピーカーと、USB Type-C。

vernee Apollo lite

下部

 デザインもそうですが、持った感触はHuaweiが発売していたAscend Mate 7に近い印象を受けます。画面サイズが小さい分本体サイズもそれに伴って小さくなっていますが、厚さは9.0mmとすこし厚め。ただ、背面はラウンドしており持ちづらいということはありません。

ベンチマークで実力を確認

 日本ではマイナーなMediaTek製のHelio X20というSoCを使っており、いまいちスペックがピント来ない方もいらっしゃると思うので、ここではAntutu BenchmarkとGeekBench 3で性能をチェックします。

Antutu

Antutu Benchmark

geekbench

GeekBnech 3

 Antutu Benchmarkでは9万点台、GeekBench 3では5000点台とかなりのハイスコアを叩き出しています。ただ、Snapdragon820を搭載しているスマートフォンには及ばないのは少し残念です。

 またAntutu Benchmarkを5回ほど連続で動かしてみましたが、発熱によりスコアが上下することはなく、5回目の時点でも約9万1000点のスコアが出ました。発熱に関しても持てないほど熱くなるということはなく、ほんのりとした暖かさが伝わってくる程度でした。 

指紋認証の精度は問題なし

vernee Apollo lite

 指紋センサーの精度は有名メーカーのフラグシップスマホと比べると少しだけ差を感じますが、日常での使用においてストレスを感じることはありません。

 また、指紋認証は画面をオフにしている状態から触れるだけで、ロック解除が可能です。

Nexusのようなシンプルさを持ったスマートフォン

 今回紹介した「Vernee Apollo Lite」は、プリインストールアプリも非常に少なく、UIもシンプルでまるでNexusシリーズの様な印象を受けました(アップデートが継続して行われるかは今後次第ですが……)。

 動作に関しても、新興メーカーにありがちな、スペックが高いのに、動作は重いみたいなチューニング不足はなく、動きはヌルサクでしっかりとスマートフォンの性能を引き出せていそうです。

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Vernee Apollo Lite 4G Phablet – SILVER
Android 6.0 MTK6797 Deca Core 4GB RAM 32GB ROM 16.0MP Main Camera Corning Gorilla Glass 3 Type-C Fingerprint Sensor

 

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