日本政府は、2019年4月1日の閣議で、新しい元号を決定。菅義偉官房長官が11時半からの記者会見にて、新元号「令和(れいわ)」を発表しました。考案者は匿名希望により非公表。典拠は日本最古の和歌集万葉集であるとしています。
梅花(うめのはな)の歌三十二首并せて序
天平二年正月十三日に、師(そち)の老(おきな)の宅(いへ)に萃(あつ)まりて、宴会を申(ひら)く。
時に、初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎ、梅は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。
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— すまほん!! (@sm_hn) 2019年4月1日
前回の昭和から平成は、昭和帝崩御の厳粛な雰囲気の中で移行されましたが、今回は天皇陛下の生前退位の御決断に伴い、比較的明るいムードの中で新しい時代の名称が告げられたことになります。
新元号への切替は2019年5月1日午前0時から。平成という時代は30年4ヶ月の期間で幕を閉じることになります。天皇皇后両陛下の長きに亘る御公務に拝謝致します。