1月23日より楽天モバイルの無料サポーター向けに販売が開始されたRakuten Mini。2次募集に申し込み、28日より2次募集のユーザも購入できるようになりました。ようやく入手できたので、取り急ぎ開封していきます。
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あの名機を下回る軽さ、購入を決意
Rakuten Miniは既報の通り、SIMスロットを搭載せずeSIMのみの端末。本体重量も79gと、かのFeliCa搭載で最軽量を謳っていたXperia SX(95g)の重量を下回ります。
そして、価格が2万1800円と安価にも関わらず、しっかりFeliCaに対応していること。これはオタクとしては買う以外の選択肢は存在しませんよね!?
現在、Rakuten Miniを入手するには楽天モバイルの無料サポーターに登録してあることと、実店舗での購入手続きが必要です。一部店舗では予約がほぼ埋まっており、店舗に行っても混雑で何時間かかかるなど情報が錯綜していました。しかし、駅から少し遠い渋谷公園通り店ならぶっつけで行っても空いてそうではと思い行ったところ受付して頂き、20分程で呼び出しされました。近くにリニューアルしたApple渋谷もあり、流石渋谷。時間つぶしには苦労しません。
受付には身分証明書とクーポンコード、引き落としに使うクレジットカードなどがあるか?聞かれますので、忘れず用意していきましょう。
契約
シンプル、一括で購入
契約は変な押し売りもなくめちゃくちゃシンプル、大手3キャリアとの違いを改めて実感しました。
まず、本体をどう買うか提案されます。選択肢は48回分割か24回分割か、一括か。分割払いを利用するには楽天カードがオススメです。他社カードでも良いのですが、その分分割手数料が発生するので、要注意して欲しいとのこと。
筆者は楽天カードを利用していることもあり、あえて誰も利用していない分割にするのも有りかと思いましたが、システム上楽天カードで無金利分割しているだけなので、キャリアのように解約時に一括で払うことができない。とのこと。面倒なので一括で払いました。
料金プランは無料サポータープログラムの一環なので選択肢はなし。あとは補償をつけるか、ケースやフィルムを購入するか?などと聞かれましたが、2万円の端末に補償はアホくさいなと思いナシで。ケースは筆者お気に入りのハードケースはないようなので購入しませんでした。フィルムは一応初期で貼られているので不要かと判断しました。
契約が完了すれば開通作業を行っていきます。開通作業はスタッフさんが行います。eSIMはてっきりQRコードを読み込むのかと思っていましたが、Rakuten Miniのブラウザ上からダウンロードで完了できるようです。
トラブル
途中、楽天モバイルのトラブルにより、最後の署名の画面に進まず、エラーが発生しているとのことで、スタッフさんが問い合わせるもサポートもお手上げ。止む無く契約をキャンセルし、再契約という手段をお願いされました。こればっかりはしょうがないですね。
開封
シンプルな箱と構成
パッケージはApple製品のようなシンプルさ。箱を開けると端末が姿を現します。
内容物は本体、USB Type-Cケーブル、USB Type-C to 3.5mmアダプタ、ACアダプタのみ。シンプルな構成です。
楽天モバイル、わかってんじゃん!ストラップがつくぞーッ!
下部にはUSB Type-Cポートを搭載。イヤホンジャックはなく、付属のアダプタを使う必要があります。
右下には懐かしいストラップホールがあります。最近の端末には珍しいですよね。
背面はシンプル。左上にカメラ・LEDフラッシュライト、中央に楽天のRロゴ、そして中央上部にはFeliCaロゴがあります。
Rakuten Mini購入者にはストラップもプレゼント。用意してくるあたり”わかっている”感がありとても好きです。
サイズ感
試しに筆者が普段利用しているiPhone XS Maxと比較。サイズ感がめちゃくちゃです。同じスマホとは思えません。
今となっては懐かしい、iPhone 3GSと比較。意外とサイズ感は近い?ディスプレイ表示領域は縦方向になら少しだけRakuten Miniのほうが大きいです。
身近なものと比較します。クレジットカードと比較するとこんな感じです。クレジットカードよりは少し大きく、幅はRakuten Miniのほうがやや小さいです。
使用感
おサイフケータイや街中で通常使用してみました。おサイフケータイの感度は良好。Apple Payと違ってFace IDやTouch IDの認証いらずでかざせば使えるので快適です。
文字入力は少しやりづらいです。やはり画面が小さいので、日本語のフリックなら慣れれば使えるレベルですが、QWERTY入力はきびしい。つらいです。
動作は想像よりもよく、Twitterや、音楽プレーヤーとしては問題ないですね。Pokemon GOもハイエンド端末に慣れているとロードの遅さがきになりますが、起動してしまえば不満なく遊べます。むしろ画面が小さいので指を動かす幅が小さくボールが投げやすいです。楽ちん。
肝心の電波は難ありか、という感想。楽天モバイル渋谷公園通り店前で計測したところ、通常使用は問題ない速度でした。YouTubeも快適に見れそうです。そのままバスで移動しながらアプリを入れたところ、圏外に。機内モードにして復活しました。
その後も中野駅で使っていると圏外に。機内モードをオンオフしても復帰せず。再起動で復帰したので、これは端末側の問題でしょうか?もう少し長く使って検証する必要がありそうですね。
家では電波がかなり悪いようで、微かに受かるまたは圏外という状態に。せっかく100GBあるので、Wi-Fi無しの楽天モバイルのみで使おうと思っていましたが、家ではWi-Fiに接続しなければ何も出来ない状態です。
幸いにも仕事で東名阪を移動する機会があるので、今後それぞれの都市での使用感をお伝えできればと思っています。
楽天ミニ
— すまほん!! (@sm_hn) February 3, 2020