Dynabook株式会社は、ビッグサイトTFTホールにてdynabook新製品発表会を実施。ノートPC新製品と共に、既存含む様々なサービス・ソリューション・関連製品も展示しました。
東芝クライアントソリューション時代から継承している「dynaEdge DE100」。この法人向けガジェットが面白い。
「軽くて小さい、デジタルオーディオプレーヤーgigabeatかな?」と思ってしまうほどのミニっぷりですが、なんとコレ、エッジコンピューティング端末で、OSはWindows 10 Pro。中にインテル入ってます。
メガネ型のインテリジェントビューアーをディスプレイとして有線接続が可能。これを装着して閲覧しながら、ポケットの中でも操作できるというわけ。
設計図やドキュメント、動画などを「ながら表示」して作業に従事すると言ったことが可能。Windowsなので、TeamsやSkypeなど様々なアプリケーションで、後方とリアルタイムに映像受送信・通話が可能。現地作業状況を見ている後方から追加指示、通話と説明画像による指示を受けながら現場での作業を遂行することも。多くの操作をカーソルキーで行えるようなUIになっています。
録画して作業の記録を残すという用途にも対応できます。
バッテリーは着脱式。電池交換による連続作業にも対応。VESAマウントキットにより、PCモニターの裏に収納が可能に。現場ではポケットに、オフィスではモニターに配置することでそのままデスクトップPCのように利用することができるというわけ。
こうしたデバイスとしてはAndroidベースの製品も他社にはあるものの、セキュリティ的な観点からAndroid OSを避けたい企業や、Windows OSの方が導入に都合がいい企業に需要があるといいます。