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世界最安「3600円スマホ」。JioPhone Nextのスペックがリークされる

 2か月前にGoogleとインドのJio Platformsが共同開発し「JioPhone Next」の簡単な概要が発表されていましたが、複数のメディアが伝えたところによるとそのスペックと価格がリークされたようです。

 以前に発表された内容では、Jio PlatformはGoogleからおよそ5000億円の出資をうけ、さらにJioPhone NextはGoogleが最適化したAndroidOSを搭載と、まさに至れり尽くせりとなっています。JioPhone Nextは9月10日に発売予定であり、「インドおよび世界中で最も安価なスマホ」になると述べました。

6月に行われたJio Platformsの年次総会

 India TodayによるとJioPhone Nextは2500ルピー、日本円で3600円という、もはや日本の子供のお小遣いで買えてしまう価格になっています。現在、インドで最も安価な4Gスマホは4999ルピーとなっており、実際にこの価格で販売されれば流行しそうです。

 XDA-Developersの編集長であるMishaal Rahman氏がTwitterに投稿した内容によると、SoCは1.3GHzのCortex-A53を4基搭載するSnapdragon 215を採用。どこまでも低価格を目指すこの機種には合っていたのでしょう。

 なお、ほかにSnapdragon 215を搭載する機種としてはNokia 1.4(119ドル)やブラジル向けのLG K22+(999RBL=2万円)程度となっており、その価格の異常さが見て取れます。

 ディスプレイはbootアニメーションからHD+(1440×720)の液晶と判明しており、意外と高精細。メモリは2GB、OSはカスタムされたAndroid 11 Go Editionとなっています。

 背面カメラは1300万画素、インカメラは800万画素。Google Camera GoやDuo Goなどのアプリがインストールされているようですが、これらのアプリはサイドローディング、つまり野良apkから入手した場合は動作しないようです。

 インドではRealmeのサブブランド「DIZO」からも2000円程度の「DIZO STAR 300」や「DIZO STAR 500」が発表されたように、いまだに安価な携帯電話の需要が高くなっています。2G回線を利用している人々が高速な4G回線を利用できるようにすることを狙っている、とJio Platformsは語っていました。Jio Platformはインド国外にも販売予定としています。

(DIZO STAR 300)

OS Android 11 Go Edition (カスタム)
SoC Snapdragon 215 
メモリ 2GB
容量 不明
画面 1440×720 HD+
カメラ 1300万画素
インカメラ 800万画素
その他 独自にカスタマイズが施されたGoogle Duo/Google Camera Go
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