一足先に、中国市場で発売されている1インチカメラセンサー搭載スマホ、Xperia Pro-I 。「ポケットに入るマイクロ一眼」との触れ込みと、定価が1万元を超える「万元機」ということで、注目を集めています。
中国には「索尼大法好!(ソニーの教義は素晴らしい)」を合言葉とし、ソニー製品の購入を「信仰のチャージ」と表現する「ソニー信者」が多く存在するところ。
Xperia Pro-I は、中国のソニー信者の信仰を満足させることができたのでしょうか?
ECサイトでの高評価率92%!
12月13日現在、大手ECサイト京東では早くも500以上のレビューがつき、高評価率は92%。ここでは、信者たちの喜びの声を見ていきましょう。
「質感は今でも非常にソニーだ、ストラップホールもイヤホンの差込口もとてもソニー!索尼大法好!素晴らしい」
「電話がかけられるマイクロ一眼!システムはスッキリしているし、性能もバランスがとれていて行き届いている、手触りもいいしディスプレイもいいしカメラ機能もいい、低速度撮影機能やAR撮影もあるし、バッテリーも一日以上もつ」
オタク特有の早口って感じです。
「スマホを手に入れたばかりの頃はディスプレイが長すぎると感じたが、映画を観ると丁度いいと感じるように。シネマスコープの雰囲気がある。システムも操作してみると快適。ゲームをプレイすると、スマホの中に表示される地図が他の人よりも大きいので、より早く敵を見つけることができる」
「撮影機能は、拡大しての特写レンズもとても高精細だと感じる。ほかにも多くの特徴があるので、ゆっくりと発掘していきたい」
画面が縦に広いので、ゲームをプレイした際の表示範囲が変わって有利になるというの、少し面白いですね。なるほど。
黒物家電は全部「ソニー大法」
「索尼大法好、信仰チャージのために!大法の外観は、いつでも言うことがなし」
「細工が精緻で、今回は手触りもいい。ディスプレイのアップグレードもサプライズだ。写真撮影も自動補光がついていて、とてもいい」
「家にあるテレビ、スピーカー、イヤホン、ゲーム機はどれもソニー大法なので、チャージしないといけない」
これなんか、かなり気合の入った信者ですね。「ソニー」を抜かして「大法」だけで使ってもいいようです。
他メーカーの幹部も太鼓判
こちら、朱海舟氏はスマホブランド「一加(OnePlus)」のソフトウェア製品マネージャー。自ら撮影した写真を10枚以上アップロードする大はしゃぎ。
「Xperia Pro-I は、手に持って写真を撮りに行きたい気分にさせてくれるスマホ。写真もこんな感じだが、動画再生こそ最大のサプライズ」
プロのカメラマンからも高評価。
「フォーカスが強い、写真撮影だけでなく動画撮影でのオートフォーカスも迅速、自然で、フォーカス切り替えのときのピント変化がない。新しい操作画面も複雑でないし、必要な機能がちゃんとカバーされている」
一部不満の声も
「低評価の理由は、この写真を見てくれ。上海地下鉄12号線は深緑なのに、なんだこの色は」
12号線、確かに東京で言えばJR埼京線、大阪メトロでいえば中央線のような色のハズが、東京メトロ入り口のような水色になってますね。うーん、まあなんかソニーのカメラだと「ありそう」。
「後悔している。2000元スマホくらいのもの」
2000元(3万円台)で1インチセンサーは土台積めないので、さすがに言いがかりだと思います。OPPOか小米でも買ってろって感じですね。
まとめ
そんなこんなで、中国のソニー信者たちは、他メーカーの製品マネージャーも含めて、概ねXperia Pro-Iの出来に大満足、しっかりと信仰をチャージできたようです。
最近、中国でXperiaの話題が不足していたのですが、やはりハード面でわかりやすい尖った特徴があると、信者の反応も違ってきますね。
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