イギリスの高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは、同社の車両に、Amazonの音声サービス「アレクサ(Alexa)」を導入するアップデートを発表しました。
「アレクサ」の実装は、基本的に無線アップデート形式で実施。自社製の情報システム「Pivi Pro 3.0」か、それ以降のモデルを搭載する場合、既存の車両も「アレクサ」に対応します。海外メディアThe Verge曰く、合計20万台以上のジャガーとランドローバーをアップデートする模様。
同メディアによれば今回の「アレクサ」実装は、Amazonが昨年に実施した同AIの一部を開放する取り組みの結果、実現したとのこと。
「アレクサ」対応の車両では、音楽の選択やナビ機能などを利用可能。自宅から車のロック操作なども行えます。
ただThe Vergeによれば、契約形態や車両パッケージ次第では、対応アップデートはディーラーに持ち込んで行う必要があるそうです。高級ブランドの割に、変なところで細かい気が……。
いずれにしても、今回の一件を皮切りに「アレクサ」を装備する自動車は増加していくかもしれません。ハイテク自動車といえば、お馴染みイーロン・マスク氏が率いるテスラのイメージですが、ほかのメーカーも負けてませんね。