マレーシアのガジェットレビューYouTubeチャンネルProductNationは、Honorイベントでテストできた「HONOR Magic Ⅴ 5G」のハンズオン動画を公開しました。
それによるとMagic Vは付属アクセサリー多数。チャージャー、カーチャージャー、USB-Cケーブル×2、スタンド付きケースが付属するそうです。
本体のサイズは他の折り畳みスマホに比べて小さめ。メイン画面サイズが7.9型でカバー画面が6.45型、折りたたむと厚さが14.3mm、展開時にはわずか6.7mmとのこと。底部にはUSB-Cポートとスピーカー、上部にはスピーカーとIRブラスターが備え付けられています。レザー風仕上げのオレンジと縦線の入った仕上げのシルバーがイベントでは登場しており、他にブラックもあるようです。
ウォータードロップ型ヒンジを採用し、真ん中の折り目が目立ちにくい他、ホコリがディスプレイに挟まりにくい設計。ヒンジは強固にできており、やや開くのに力が必要ですが公称20万回の開閉に耐えられます。一日100回折り畳みしても5年以上もつ計算になりますね。
カバー画面は90%がスクリーン部分で2560×1080、120Hzのカーブエッジスクリーンでとても薄いベゼルなのがナイス。メイン画面は2272×1984の90Hzです。両面ともDCI-P3 とHDR10で色合いやコントラストはとても良かったとのことです。
SoCは最新の「Snapdragon 8 gen 1」、12GBの実行メモリ、512BGの内蔵ストレージというスペックです。マルチタスク処理能力は素晴らしく、4つのアプリを同時に表示してみても全くカクついたり重たくなることがなかったそうです。
バックグラウンドで2つまでアプリを実行でき、フローティングウィンドウで表示可能。サイズ調整も可能なので大きな画面上で使いやすい配置やサイズにアレンジできます。設計とパフォーマンスに関しては素晴らしいと評価しています。
カメラは3眼仕様で5000万画素のメインカメラ、5000万画素122°の超広角カメラ、5000万画素のスペクトルカメラというスペックになっています。写真の画質に関しては満足とのことです。色合いも良く、サチュレーションも丁度良い感じでした。ポートレート撮影でも人物をくっきり背景から切り分けて撮れており、インカメラのセルフィもメインカメラに劣らないクオリティです。
電池容量は4740mAhですが、今回は丸一日機体を借りてテストはできなかったため評価はし難いとの結論。
総評として、「個人的に折り畳み式スマホにあまり魅力を感じてませんでしたが、普通のスマホと同じくらいの大きさと厚さなので、メインデバイスとして日常使いして折り畳み式の使用感を確かめてみたいです」とコンパクトでハイスペックなバランスの良いデザインを評価しました。個人的にカバー画面のベゼルが超薄いデザインが洗練されていると感じました。