OnePlusの未発表ハイエンドスマホのOnePlus 10Tは、「年内最後の10シリーズ」とも噂され、かなり高い性能を持つことが期待されていますが、少し怪しいベンチマーク結果が投稿されました。
GSMArenaによると、OnePlus 10Tとされる型番PGP110というデバイスのAnTuTuベンチマークスコアが、Weiboで活動する数码闲聊站氏によりリークされたとのこと。OnePlus 10TはAndroid向けSoCとして現状最高峰のSnapdragon 8+ Gen1を採用するようですが、そのAnTuTuスコアは113万点であるようです。
これは、同じくSnapdragon 8+ Gen1を搭載するXiaomi 12S UltraやASUSのハイエンドゲーミングスマホ「ROG Phone 6」の110万点/111万点を凌駕しています。Xiaomi 12S Ultraはカメラ性能に主眼を置いたデバイスであるため性能が少しくらい低くても不思議はありませんが、排熱などに最大限配慮しているはずのROG Phone 6が負けてしまうのは少し不思議。
OnePlusは少し前に、一部アプリにおいて大きく性能を抑えるなどの不正を行っていたことが暴かれていますが、今回はベンチマークアプリにおいて過剰にオーバークロックを行う不正でも行っているのではないかと疑ってしまいます。
リークされた情報によると、OnePlus 10Tの価格は800ポンド(13万円)で、120HzのFHD+有機ELディスプレイを搭載し、OPPO/OnePlusのハイエンド端末に搭載されはじめた150W充電をサポートするようですが、OPPOとの統合を強めている問題からか、アラートスライダーは搭載しないとみられています。