Samsungはつい最近、GoogleおよびQualcommと提携し、AR/VRヘッドセットを開発することを発表しましたが、早くもその成果とみられる製品の商標が提出されたようです。
9to5Googleによれば、米国にて「Galaxy Glasses」なる名前が商標として提出されているとのこと。
この情報だけでは単なるスピーカーとマイク内蔵のスマートグラス、「HUAWEI Eyewear」のようなものである可能性も捨てきれませんが、Galaxy Glassesの商標登録はVR、AR、ヘッドホン、スマートフォン、スマートグラスの分野をカバーしているとのこと。
一方で、「Samsung Galaxy Ring」なる商標も出願しているようで、こちらは健康、フィットネス、睡眠時のデータを収集することを目的としているデバイス。役割としてはある意味スマートウォッチから便利機能を取り去ったようなもので、日本でも「Oura Ring」が有名ですが、Galaxy Glassesとの直接的な関係性は見えなさそうにも思います。
しかし、かつてGoogleが買収したNorth incは、自社の画面表示対応スマートグラスの操作を、スマートリングに備わるジョイスティックで操作するということを行っていたため、Googleと連携した現在、Samsungからこの操作形態が復活するのではないか、という見方もできるようです。
GoogleとQualcomm、Samsungが手を組んだ成果となるデバイスは、「そう遠くないうちに詳細が発表される」とされており、噂されているAppleのVRヘッドセットと同時期の発表も期待できるかもしれませんね。