アップルが開発中のXRデバイス「Apple Vision Pro」。お値段約50万円という超ハイエンドな同デバイスですが、専用のNetflixアプリが出ない可能性が浮上しました。海外メディアのBloombergなどが報じています。
「Apple Vision Pro」は、同社が“空間コンピューター”と呼称するデバイスで、VRやARコンテンツを楽しむほか、3D動画撮影などに対応。バーチャルオフィス的な使い方も可能です。
2023年8月現在、「AppleTV+」や「Disney+」といったサービスは、同デバイス向けアプリのリリースを告知済なのですが、Netflixは“異なる道”を往く模様。
Netflixは現時点では、Meta QuestシリーズなどにVRアプリを提供中。「なら、移植すればいいじゃん」と思う次第ですが、どうやらそこまで簡単ではないようです。
Bloombergの情報源によると、「Apple Vision Pro」はハンドトラッキングで操作する(コントローラが無い)ため、移植が難しいとのこと。
実際のところ、「Apple Vision Pro」のWebブラウザからNetflixのWebサイトを閲覧すれば、配信中の作品は視聴可能と思われます。ただ、せっかくの超高級機に専用アプリが出ないというのは悲しい限り。先述の通り、Questには専用アプリがあるので。
そんな「Apple Vision Pro」ですが、発売日は2024年になる予定。まずアメリカで展開し、同年後半にその他多くの地域でリリースする計画です。早く、具体的な発売日を発表してほしいところですね。