テスラは、同社製EV用のAPIの提供を開始しました。サードパーティのアプリの開発を促し、将来的にはアプリストアを開設する見込みです。GSMArenaの姉妹サイト、ArenaEVが伝えました。
これまで、テスラ車のエンターテイメントシステムで利用できるアプリケーションは、公式で配布しているもの以外には、非公式APIを使用し、非常に初歩的な機能のみしか使えないものだけとなっていました。
今回の「FleetAPI」は、ユーザーが所有するテスラ車の状態を取得できるもので、車両に関する情報はもちろん、エアコンの温度調整やドアのロックなども実行できるようで、権限の許可には一層の注意が必要そうです。
また、すべてのサードパーティアプリは、来年より新しい公式APIを使用する必要があるとのこと。
そういえば、APIとイーロンマスク氏の組み合わせといえばやはりTwitterのAPI有料化が思い出されます。基本無料のTwitter上のAPIとは異なり、テスラの自動車を買った人に対して、付加価値を提供できるサードパーティアプリの開発に必要なAPIなので、さすがにTwitterのAPIほど高価で不自由でないとは思いますが、どうなるんでしょうかね……