ARグラスの開発で有名な中国XREAL。その同社が、新型ARグラス「XREAL One」を発表しました。価格は6万9980円(税込)で、発売日は2025年1月17日です。
本デバイスの視野角(FOV)は50度で、レンズ(ディスプレイ)内に仮想のディスプレイを表示して、映像を見たり、接続したゲームの画面を表示したりできます。
SoCは独自の「X1」を搭載。これによって、デバイス単独での3DoFトラッキングを実現したとのこと。
これまでの「XREAL」シリーズは、本体だけでは(外部)ディスプレイ機能しか使用できず、トラッキングを使う場合、専用の演算機器「Xreal Beam」を接続する必要がありました。デバイスの追加購入や接続の手間が無くなったことで、利便性が大きく向上したワケです。
内蔵スピーカーもアップグレードされ、音響大手Boseのエンジニアが「専門的に調整」を実施。遠距離ノイズキャンセリング技術「Spatial Sound Field 3.0」も実装しています。
なお「XREAL One」のレンズは、調光機能を搭載しており、「クリアモード」や「シェードモード」「シアターモード」と透過率を変更できます。
例えば、普段はクリア設定で、チルする際には、暗い「シェードモード」や「シアターモード」に切り替えるという感じで使用できそうですね。