セキュリティ カテゴリの記事一覧
ドコモ・auの「通信の最適化」は、何が劣化しているのか?
SoftBankが一時中止した「通信の最適化」ですが、依然としてNTT docomoとKDDIはこれを中止していません。セキュリティ研究家の高木浩光氏は、ドコモとauのサポートセンターの回答を元に、具体的にどのような通信内容での場合に劣化するのか、どのようなデータが劣化するのかについて、Twitter上で報告しています。とあるユーザーがドコモに問い合わせた内容を、高木浩光氏に報告したところによれば...
米NSAによる独首相盗聴疑惑、捜査終了
The Registerが報じたところによると、ドイツ連邦検察局の検事総長は、米国家安全保障局(NSA)の独メルケル首相に対するスパイ行為疑惑に対して、捜査を打ち切ることを明らかにしました。元NSA職員のエドワード・スノーデン氏の暴露によれば、NSAはメルケル首相を始めとする各国首脳の通話を盗聴していたと報じられ、米独の外交問題と化しました。オバマ大統領は、同盟国にスパイをしないということに同意を...
ウィキペディア、米諜報機関NSAを訴訟
海外メディア「The Next Web」によると、オンライン辞書Wikipediaを運営しているWikimedia財団は、米諜報機関NSA(国家安全保障局)を憲法違反で訴えることがわかりました。今回の訴訟にはWikimediaをはじめヒューマン・ライツ・ウォッチやアムネスティ・インターナショナルUSAを含む8団体が原告となる模様。訴えによると、Wikipediaの運営には誰もが安心して自由に編集で...
セキュリティ特化「Blackphone 2」発表、初のタブレットも
暗号化ソリューションのSilent CircleとFirefox OS搭載機を開発するGeeksphoneが立ち上げた合弁会社Blackphoneは、MWC2015で新型スマートフォン「Blackphone 2」を披露しました。同社は昨年のMWC2014で第一世代「Blackphone」を発表しており、今回発表された機体は第二世代目にあたります。「Blackphone 2」は、Androidベース...
ジェムアルト、SIMハック問題に公式声明
オランダのSIMカードメーカーGemalto社は、一連のSIMハック問題について、同社製SIMカードは安全であるとコメントしました。Gemalto社は携帯端末のSIMカードを日米主要キャリアを始めとし、世界中に向けて出荷しており、その数は年に20億枚とも伝えられています。このSIMカードの暗号鍵を、米英諜報機関がハッキングにより入手し、世界中の携帯端末を盗聴可能な状態にしていると、海外メディアTh...
NTTドコモ、SIMハッキングについて「調査中」
NTT docomoは、Gemalto製SIMカードの暗号鍵が大量流出したとされる件について、ロイター通信に対して調査中であると回答したことがわかりました。2001年以降、長らくNTT docomoはGemalto製SIMカードを使用していますが、実際にSIMカードがどの程度使用されているかについて、NTT docomoのスポークスマンは回答を避けました。調査結果によって必要な手段を検討するとのこ...
グーグルドライブを2GB増設する、セキュリティ啓蒙キャンペーン。
Googleは、クラウドストレージGoogle Driveのセキュリティ診断を実施すると、ストレージ容量が2GB増設されるキャンペーンを開始しました。セキュリティ診断の内容は、Gmailのアカウント情報が間違っていないか、ログインした記憶のない端末からアクセスがないか、権限を許可している端末は自分のものかどうかをチェックするなど、簡単なもの。電話番号によるSMSをバックアップとする2段階認証の設定...
アップル、中国政府によるiPhoneへの「セキュリティ検査」に合意か
中国紙「新京報網(The Beijing News)」は、中国国家インターネット情報局の主任である呂魏氏が昨年12月に訪米し、AppleのCEOであるTim Cook氏と会談していたことを独自に報じました。それによると、会談においてTim Cook氏は、個人情報の第三者への提供やバックドアについては行っていないと弁解。さらにiPhoneを始めとするApple製品に対する、中国政府のセキュリティ検査...
英キャメロン首相、政府が盗聴できないアプリを法規制する方針。
イギリスのトップにして保守党の党首であるDavid Cameron首相は、政府がメッセージ内容を読むための手段が用意されていないメッセージアプリについて、使用禁止にすべきとの見解を表明しました。ここで指しているアプリは、完璧な暗号化の施されているもの、具体的にはWhatsAppやiMessage、SnapChatなどが該当します。この主張は、イスラム教の預言者ムハンマドを風刺する画を掲載したフラン...
XPERIAスパイウェア問題まとめ:中国検閲システム「金盾」との関係、技術的側面からの解説
本記事では、SONYのスマートフォンXPERIAにおける、スパイウェア疑惑について、中国のネット検閲と技術的側面から解説します。騒動の原因は?最近になり一部のXPERIA端末において、本体ストレージに baidu という名前がついたフォルダが自動で生成されることが海外のフォーラムで取り上げられました。Baiduと言えば、中国最大手の検索サイトで、日本国内ではアプリケーションのインストーラにハンドル...
中国シャオミィの「個人情報漏洩」疑惑に、副社長が釈明――アップデートで対処
香港のWebフォーラム「IMA Mobile」にて、Kenny Li氏は中国メーカーXiaomi(シャオミィ:小米科技)のファブレット端末「RedMi(紅米:HongMi) Note」が、中国の北京に個人情報を送信している可能性を指摘しました。これは先月から台湾メディア科技新報で伝えられていた疑惑を再燃させるものでした。過去には米国政府が、同じく中国メーカーのHuawei(ファーウェイ:華為技術)...