SoftBankは、iPhone5に機種変更してもパケット定額が4410円/月になる「かいかえ割」を発表しました!
これは、5460円の「パケットし放題フラット for 4G LTE」から、毎月1050円を1年間割り引くというもの。1050✕12=1万2600円安くなります。非常にお得ですね。申し込み期間は、12月7日から2013年1月31日まで。
「かいかえ割」自体は11月30日までにも存在していました。内容は、1年間、基本料金半額。つまり490✕12=5880円の割引です。
ただし、今回の12月7日からの「かいかえ割」は、11月までと比べて、月月割が減っています。これは2年間続く2140円/月の割引だったのですが、12月7日から1750円/月に減額されてしまっているのです。390✕24=9360円の実質負担額の値上げですね。
因みに、au版iPhone5 16GBの機種変更時の実質負担額も9360円です。単純に施策のない状態の実質負担額では、au版と差が無くなってしまった形となります。
たとえ1万2600円の割引でも、月月割で割引が減った分を考えると、2年間で3240円程度しか得にならない計算になります。以前の「かいかえ割」で買った人が5880円の割引であると考えると、まあ誤差の範囲内なのかな。
以前の「かいかえ割」の時の割引と比べてしまうと、言うほどお得でもないのですが、それでも機種変更で安く買えるという点では間違いなさそうですね。auでも機種変更時に1050円の割引があると嬉しいです。5460円のフラット定額が必須なのは割高感がありすぎですし。(ドコモのXiプランでは通信量のスタイルにあわせてダブル、フラット、ライトが選択できます)
また、SoftBankの「かいかえ割」の計1万2600円の割引は、2年間ではなく、1年間割り引かれるという点は大事なところです。1年後、新しいiPhone 5Sが出た時、「まだ1年分割引が残ってる、もったいない……」と思わなくていいわけですから。安心して次の機種に買い替え続けることができます。これは通信キャリアにとってもユーザーにとっても得ですから、素晴らしいことです。
こういう割引の仕方はiPhoneよりAndroidでやるべきですよね。アップデート、セキュリティー、スペックの陳腐化を考えると到底2年間も使えない端末を、2年間使う前提で割引するのは、無理がありますから。1年でいいです。
次に買い替えるタイミング=1~2年後の機種変更のとき、釣った魚に餌をやらない会社を選んでいることはマイナスですから、こういう既存顧客への優遇施策も含めて通信キャリアを見極めていきたいですね。(個人的には、通信キャリアに足下見られてると思ったらどんどんMNPすればいいと思いますが)