SONYのフラッグシップ、「XPERIA Z」はCES2013における最も評価の高いスマートフォンに選ばれました。去年の2月に発売されたフラッグシップ「XPERIA S(XPERIA NX SO-02D)」はどうだったでしょう。
フローティングプリズムを搭載し、microSD非対応。さらにZと同じくバッテリーが着脱不可能でしたが……NXの分解画像が上がっていました。
(Photo credit: via.me)
電池を覆っている黒い蓋一枚を加工し取り除いただけで、なんと普通に電池着脱が可能に。電池が一体化しているのだと思われていましたが、別にそんなことはありません。実はNXのバッテリーは、「XPERIA AX」のバッテリーと同じBA800です。もちろんAXは加工せずとも電池着脱できます。NXには電池を着脱できない分だけ防水性能があったのかというと、全くそういうこともありませんでした。
また、防水ではないにも関わらず、充電端子などには蓋があって邪魔でした。NXと同時期に発表された「XPERIA P」は、充電端子に蓋はなく、卓上ホルダにも普通に対応していて便利でした。さらにNXのフローティングプリズムがただの飾りであったのに対し、Pのフローティングプリズムはアンテナとタッチセンサーを兼ねているなど、実用性でもPが上回っていました。
他にも国内版はNFCが去勢されているなど、不条理な仕様の多かった2012年のNXの頃と比べると、見違えるようですね。ZにはSONYの本気度が覗えます。
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