この一枚のスクリーンショットは、Siriが役立つシチュエーションを私たちに容易に想起させるには十分です。
「フラッシュライトを付けてくれ」とSiriに頼むと、カメラ用のフラッシュを点灯させてくれると言うのです。たとえば、真っ暗闇や、急な停電の時に、とっさにSiriに語りかければ、すぐさまiPhoneが懐中電灯がわりになります。これは非常に頼もしい。
こうしたことが「iOS 7」で実現できているのは、Siriによって動作できる権限の範囲が大幅に拡大されたことによるもの。これまでのSiriとは違います。システム内にある各種機能、設定変更も呼び出せるようになります。(iOS6.xの最新版で使えなくなった、テザリングを呼び出す小技も、おそらく当たり前のようにできるのでしょう)
これでSiriの実用性、活躍する範囲がずいぶん広がったように思います。まだ「iOS 7 beta1」で練習中なのか、リリース時期をうっかり答えてしてしまうお茶目なSiriさんですが、正式リリース後は、やる時はやってくれる頼もしい存在になりそうです。心を入れ替えて生まれ変わるSiriさん。どんな使い方が便利か、面白いか、今のうちから考えておくといいかもしれませんね。
情報元:Cult of Mac