読売新聞社は、NTTドコモは「Tizen(タイゼン)」を搭載したスマートフォンを、年内投入を断念したことを報じました。
「Tizen」は、SAMSUNGとIntelが中心となって開発を進める、スマートフォン向けの新しいOSです。NTTドコモ幹部は、早ければ2013年の7月までに「Tizen」を搭載したSAMSUNG製のスマートフォンを投入したいと話していました。
しかし7月はおろか、年内投入という目標さえ達成できず、投入時期は2014年前半にまでずれ込む見通し。こうした延期の原因として、読売は「ドコモ向けの独自サービス」の開発が遅れていることを挙げています。
NTTドコモがこれまでApple社のiPhoneを取り扱ってこなかった理由のひとつとして、「dメニュー」や「dマーケット」といった独自サービスへの対応が難しいというものがありましたが、「Tizen」搭載機もその例に漏れないようです。
本日正午よりNTTドコモの冬春モデル発表会が予定されていますが、そこで「Tizen」搭載機は発表されないということになりそうです。発表会では、「GALAXY J SC-02F」や「LG G2 L-01F」、「XPERIA Z1 f SO-02F」などが登場する予定です。
情報元:YOMIURI ONLINE