SONY Mobileは、2014年のスマートフォン市場において、世界第3位のシェアを目指す方針を明らかにしました。
ウォール・ストリート・ジャーナルにおいて、同社のセールス・マーケティング部門のシニア・バイス・プレジデント Van Schie氏が回答したもの。
現在、SONY Mobileの世界シェアは6.5%~7%だが、これを20%まで引き上げたい考え。SONYというブランドの持つ認知度や高級品質、そして販売流通ネットワークを用い、この目標を達成したい考え。
Sony EricssonがSONYに統合されたメリットは、流通にも言えることです。たとえば、新興国市場であるインドは、巨大で複雑な国であり、販売店に到達するだけでも一苦労という国です。しかしSONYグループとして見れば、既にテレビ、プレイステーション、カメラを販売するための流通ネットワークを構築しており、スマートフォンの販売にこうした資産を活用することが可能です。
SONY Mobileのハードルの高い重要市場としては、シェアの小さな北米と中国市場が挙げられるとのこと。しかし中国市場は、SONYの販売網が、Sony Ericssonの持っていたものよりも強固で幅広いため、中国市場においてSONYのスマートフォンが選ばれる可能性は高いとのこと。
One Sonyのメリットは、こうした世界での販売・流通の面でも恩恵があると言えそうです。
情報元:WSJ 経由:XPERIABlog