ドコモはかねてより予告されていた VoLTE(ボルテ)のサービスインをアナウンスしました。対応機種にソフトウェアアップデートを行うことで VoLTE に対応し、6月下旬からのサービスインを予定しています。
高音質な通話品質
従来の音声通話と比べ音声周波数帯域が広がり、従来よりも高音質な音声通話を実現します。リカちゃん人形のボイスを使って音声通話の実演を行い、特に高音域の音声がクリアになったことをアピールしました。
スピーディーな発着信
続いて加藤社長がアピールしたのはスピーディーな発着信で、従来の音声通話と比較して発着信が約2.5倍となり「せっかちな私でも大丈夫」と感想を述べました。
高速マルチアクセス
従来では音声通話をしながらのパケット通信は「ちょっとさくさく感に欠けた」とし、VoLTE では、音声通話をしながらのパケット通信も高速であることをアピールしました。
ビデオコール
音声通話に加え、ビデオコールの高品質化もアピールしました。既にFOMA通信網を利用したビデオ通話は可能ですが、より高品質なビデオ通話を実現したとしています。
音声通話の品質はテレコミュニケーションの中で肝要なものであるとし、高品質な音声通話を提供していく強い意気込みを見せました。なお、高品質な音声通話や高品質なビデオコールは VoLTE 対応機種同士のみの提供となっています。