また横並び?――auも「完全通話定額制」導入、ドコモに追従か

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 朝日新聞が報じたところによると、KDDIが8月にも完全通話定額制を開始する模様です。固定回線や他社への通話が無料になる一方、基本料金自体は従来よりも高額となる見通し。

 SoftBankがVoLTEを見据えて発表したプランを下敷きに、NTT docomoは完全通話定額制を基本料金に盛り込むことで、事実上の値上げに成功。宣伝と報道での反響が功を奏し、165万件の新プラン事前予約を獲得しています。

 これを受けてSoftBankもプランの見直しを発表、完全通話定額制に追従することを示唆していました。朝日新聞はKDDIが値段までNTT docomoを模倣した、2700円の基本料金を導入すると伝えており、これでもしSoftBankも先行するNTT docomoと同様に、3社揃い踏みで音声通話定額を一律で押し付けるとすれば、ユーザーの選択肢は非常に狭まることになります。(5/31 8:47追記:予想通りでした→ユーザー逃げ場なし――ソフトバンクも「完全通話定額」追従で、大手3社の基本料は2700円横並びに

 このように他社のプランを模倣して横並びになるのは今に始まったことではなく、最近では「月間7GBの通信量が5985円※、超過で128kbpsに規制、容量2GB追加で2625円※というLTE対応のフラットプラン」が、3社揃い踏みで提供されるという、カルテルのような様相を呈していました。(NTT docomoのみ、Androidを対象に3GBのパケホーダイライトを提供していた)

(※増税前の額。税別でそれぞれ5700円、2500円)

 パケット定額の時代は、パケット定額のヘビーユーザーの料金をそれ以外のユーザーが負担しているようで不公平だという意見がありましたが、今度は通話のヘビーユーザーの料金の負担をそれ以外のユーザーがするような状況になるだけ、との見方もできます。主要な携帯キャリアではなく、安価で多様なプランを選択できるMVNOという第三の選択肢を求めるユーザーは、今後より一層増えていくのかもしれません。

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