2014年Q1における、各メーカーの出荷台数の、前年同期比での成長率が公表されました。 京セラは前年同期比で成長率375%を記録するなど、好調が伺えます。ZTEやHuaweiといった、すさまじい勢いを見せる中国メーカーを抑えての首位は、第1四半期のみの集計とはいえ快挙と言えそうです。
次いでSONY、LG、SAMSUNGといった大手メーカーが続き、Appleを抑えました。Appleの次にHTCが食いついています。日本ではやや成長に鈍化の傾向もみられますが、世界市場におけるスマートフォンはまだまだ成長の余地が大いにあり、成長の渦中にあります。
一方で、富士通は、マイナス50%という成長率に。出荷台数の増えている世界市場と比べれば日本市場の出荷台数は知れていますが、それでもSHARPは67%の成長であり、国内メーカーの中でも大きく明暗がわかれた形です。京セラは軍用規格対応のタフネス機種TORQUEで、世界市場に打って出ています。
なお、BlackBerryの成長率はマイナス76%に。BlackBerryはスマートフォン以外の分野にも手を伸ばし、生き残りを賭けようとしている最中であり、今後もシェア低迷はしばらく続くことになりそうです。