MacBook Airの謎:削れるアルミボディ

 筆者は仕事柄、MacBook Air 13” (mid 2011)をいつも持ち歩いています。かれこれ2年半を共に過ごした相棒ですが、大切に扱ってきたので目立った傷はありません。とある部分を除いては…。

MacBook Airの不思議な傷

右パームレストの手前部分だけギザギザに削れている

 右パームレストの手前部分だけ、アルミボディが広範囲に渡って削れてしまっています。いったい何にぶつけたら、こんな傷が付くのでしょう? 腕時計やSmartWatchは左腕に着けますが、不思議なことに左パームレストは無傷です。

 当初は、移動中のカバンの中を疑いましたが、当時はシェル型のケースをつけていたため、ディスプレイを閉じた状態では当該部位は露出しません。ディスプレイ側が無傷であることからも、ディスプレイが閉じた状態で付いた傷とは考えにくいです。

 実は、最近になって、知人のMBAでも同じ部位に同様の傷が見つかりました。どうやら、MBAの扱い方によらず自然につく傷のようです。ひょっとすると、読者のみなさんのMBAにも、似たような傷があるのではないでしょうか?

 筆者は、この傷ができるメカニズムを以下のように予想しています。

  1. トラックパッドの操作時に右手が繰り返し触れる
  2. 汗の水分と塩分がアルミを徐々に酸化させ、表面がもろくなる
  3. 右手の動きによって、もろくなった部分が少しずつ削り取られる

 にわかには信じがたい話ですが、傷が右パームレストの特定部位に集中すること、傷が鈍く凸凹になっていること、をこの説ではうまく説明できます。

 アルミニウムは金属の中ではかなり柔らかい部類に入り、表面の酸化皮膜を取り除くと簡単にサビるため、摩擦によって意外と簡単に削れてしまうようです。iPhoneを初めとするスマートフォンにもよく使われるアルミ素材ですが、傷がつきやすいため、取り扱いには注意が必要です。

落下によりアルミフレームに傷がついてしまったiPhone 5s

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