BCNが発表している携帯売れ筋ランキングは以下の通り。
- iPhone 6 64GB(SoftBank)
- iPhone 6 64GB(au)
- iPhone 6 16GB(SoftBank)
- iPhone 6 16GB(au)
- iPhone 5s 16GB(SoftBank)
- iPhone 6 Plus 64GB(SoftBank)
- Xperia Z3 Compact SO-02G
- iPhone 6 64GB(NTT docomo)
- 京セラ GRATINA KYY06
- Xperia Z3 SOL26
1~6位はSoftBankとKDDIのiPhoneが占めており、NTT docomoは8位にiPhone 6 64GBモデルがランクイン。iPhone商戦ではNTT docomoが劣勢となっています。
端末購入において重要なウェイトを占めているのは機種変更です。NTT docomoのiPhone取り扱いは日が浅く、ドコモでiPhoneを使うユーザーが育っていないこと、機種変更時に新料金プランに半強制的に変更させていることから、肝心の機種変更が伸びていないことも敗因として考えられます。
Xperia Z3は各キャリア版が10位(SOL26)、11位(SO-01G)、12位(401SO)と綺麗に並んでおり、iPhoneに次ぐ勢力を形成していることがわかります。
これら3機種を抑えて売れているのが、Xperia Z3 Compactです。Xperia Z3をそのまま小さくした、よくまとまった製品で、筆者も愛用している機種です。日本市場では比較的小さいモデルが好まれる傾向にあり、4インチ台で高性能を凝縮しており、よく市場のニーズを捉えた機種とも言えます。
意外なダークホースとして、17位にZenfone 5が迫っています。(前週23位) 台湾ASUSが日本市場向けに投入したSIMフリー機であり、各種格安SIMとセットで販売されることも多く、その他いくつもあるキャリアの高性能高価格な端末よりも、人気を博しているのは面白いところ。
9位にはフィーチャーフォンGRATINA、13位にはDIGNO Tがランクインしており、いずれも京セラ端末。地味ですが、堅実な経営と手堅いラインナップで利益もシェアも確保しています。