iPhone販売シェア、笑うソフトバンク、泣くドコモ

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 BCNは、発売から9月28日までの、iPhone 6 / 6 Plusの累計キャリア別シェアを発表しました。それによれば販売シェアトップに立ったのはSoftBankでした。

 比率としてはSoftBankは43.2%、KDDIが32.5%、NTT docomoは24.3%となりました。

 SoftBankは昔からグローバルモデルを積極的に採用し、iPhoneも2世代目にあたる「iPhone 3G」の時代から取り扱い、国内の携帯電話市場を一変させただけあり、一定の厚い支持層の存在を伺わせます。やはりiPhoneはリピーターの多いモデルですから、いち早く取り扱ってきたSoftBankで利用するユーザーは多そうです。KDDIもiPhone 4Sから取り扱っているので、優位性があると考えられるでしょう。この点については情報元のBCNも指摘しています。

 一方でNTT docomoは最下位の24.3%という結果に。様々な要因が考えられますが、私は機種変更をキャッチアップできる要因が少ないからだと思います。機種の販売数に占める割合として、依然として機種変更の台数は多く、重要です。しかしNTT docomoは長らくフィーチャーフォンやAndroidスマートフォンを推してきたはずであり、iPhoneを取り扱って日が浅いので、SoftBankのように「次もiPhoneにする」というユーザーが育っていないのでしょう。

 さらに機種変更するユーザーは、MNPと比べても高い機種代金に目を瞑るため、通信料からの割引(月々サポート)による「実質価格」を見ているはずですが、NTT docomoは機種変更時、基本料金2700円(税込み2916円)の新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」に変更しない場合、月々サポートを無くすといった措置をとっています。(SB, auは付きますこの新料金プラン強制により、買い控えているユーザーも少なくないのではと思います。(プラン変更をしにドコモショップへ行った時、店員のお姉さんにiPhone 6 / 6 Plusの売れ行きを訊いてみたのですが、やはり料金プランを変えないといけないと知ったお客さんが、買うのを躊躇ってしまう例は多いのだとか)

 なお、iPhone 6 / 6 Plusの販売数の比率は、4.7インチのiPhone 6が79.4%、5.5インチのiPhone 6 Plusは20.6%となっています。やはり3.5インチ、4インチで慣れてきたユーザーが多いだけに、いきなりジャンプアップするiPhoneユーザーは少ないのかもしれませんね。

 本日はNTT docomoから新モデルも発売されます。新料金プラン強制という十字架を背負ったdocomoが、それを帳消しにするとユーザーに思わせられる魅力的な機種がどれだけ登場するのか、iPhone商戦の劣勢を挽回できるのか、注目していきたいところです。

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