DigiTimesは、工業筋を情報源に、スマートフォン向けのディスプレイに関する情報を報じました。
それによると、中国の主要なスマートフォンメーカーが、パネルメーカー台湾AUO(AU Optronics)に対し、4K解像度のディスプレイを発注しているとのこと。AUOは今年、インセル型Full HDディスプレイの生産開始に加え、後半にはモバイル向け4Kディスプレイの量産を開始する計画だそうです。
2015年、AUOのスマートフォン向けパネルの注文の、実に50%を、中国メーカー5社(Xiaomi, Huawei Device, Coolpad, ZTE, Lenovo)が占めるとのこと。AUO製の4Kディスプレイを搭載した製品は2015年の終わりにも登場する見通し。
情報源は、SamsungとSHARPに関する動向も伝えています。それによればSamsung Displayは今年後半に4K OLED (有機EL)ディスプレイを出荷。SHARPも4K IGZOディスプレイを出荷するとのこと。2015年はスマートフォンに4Kディスプレイが搭載される最初に年となるかもしれません。