本日のApple Special EventにてMacBook Airの新型モデルが発表されました。廃止される噂がちらほらありましたが、まさかのRetina Display搭載で大規模リニューアルで返ってきました。
進化したポイント
ディスプレイがRetinaディスプレイに進化しました。ベゼルが本体のシルバー色からブラックになりました。写真や動画がより鮮明に見やすくなります。ディスプレイサイズは13.3インチのみ。色表現域も48%向上しました。
キーボードは第3世代バタフライキーボードを搭載。ゴミが入りにくくなりタイピング音が静かになったモノですね。もちろんバックライト搭載なので、ところでも見えます。トラックパッドも従来より20%大きくなり、Force Touchも対応しました。
そしてキーボード部分にはTouch IDが搭載されます。電源ボタンの箇所がTouch IDになります。iMac ProやMacBook Pro(2018)同様にT2プロセッサ採用でセキュリティ面も万全。
スピーカーも大きく進化しました。ペラッペラで迫力に欠けたスピーカーはよりワイドに広がり、低音もしっかり再生されるようになります。マイクが3つあるのでノイズをより拾いにくくなります。
拡張ポートはUSB Type Aポートが廃止、代わりに左側面にThunderbolt 3(USB Type C)ポートが2つ搭載されます。eGPUや5Kディスプレイの出力も可能になります。右側にはイヤホンジャックが搭載されます。
スペック面はデュアルコアCPU 、Intel HD Graphicsを搭載します。メモリは最大16GBのRAM、ストレージは最大1.5TBのSSDが搭載可能になります。SSDの速度も従来より60%高速化しているようです。
これだけ進化しているにもかかわらず従来モデルより17%も小さく、そして少し薄くなっています。重量は1.24kgと軽量なのは変わりません。
カラーバリエーションはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色。価格は1199ドルからで本日より予約開始、11月7日より販売開始です。
MacBook ProとMacBook、どう違う?
どちらかというとMacBook Airの新型というより、MacBookをより活用できるようにすこし大きくしたデバイスのように感じます。
MacBookと比べると13.3インチと大きめのディスプレイ、そして更に活用できるスペック、それなのに軽量で持ち運べるたった1.24kgと軽量なボディ。MacBookじゃスペックが少し足りないユーザーにおすすめしたいモデル。
MacBook Proと比較すると、スペックは劣るものの、持ち運びしやすく、ある程度のスペックは抑えているので、持ち運ぶ頻度が非常に多く、ある程度スペックは妥協したくないユーザにおすすめできると思います。なによりカラーバリエーションが3色あるのが嬉しいポイントですね。
まとめ
MacBook Airは販売終了とあまり良い噂がなく、今回でさよならするものだと思っていましたが、まさかの一発目の発表でかなり驚いています。カラーバリエーション、妥協していないスペック、かなりオススメできる製品だと思います。