菅義偉総理大臣は本日内閣を総辞職。在職日数384日、約1年の短命政権となりました。
武田良太総務大臣は閣議後記者会見を開き、記者から1年の総括と思い入れのある政策を問われました。
走馬灯のような一年と評した上で、最も印象に残ったのをコロナとの闘いを挙げ、総理筆頭に休むことなく働き、できるはずがないと言われたワクチン接種が総務省あげて功績を残せたことについて感謝していきたいと述べました。
携帯料金については1500万人が乗り換えて4300億円のコロナ禍における過程負担軽減につながる政策を実現できたことが国民のためになったのではないかと語りました。
なおNTTやNTTドコモ、東北新社などから不正な接待を受けた倫理法令違反によって国民の信頼を損ねたことについては反省しなければならないと総括しました。
また、デジタル改革を思い切ってすすめる方向性をつけ、官民一体で国際競争に打ち勝つ土壌を作れたと自負しました。
マイナンバーカードは5000万人にのぼる国民がマイナンバーカードの申請取得に至っており、協力に感謝したいとも。給付金では地域差で受給に難のあるケースもあり、マイナンバーカードを全国民が持っていればということも痛感しており、今後も持っていただけるよう努力していかなければならないとしました。
本日から新たに発足する岸田内閣では、金子恭之(かねこやすし)氏が総務大臣として起用されました。