Switchbotから新たに販売開始された温湿度計を購入しました。レビューします。
内容物
本体と取扱説明書、壁に貼り付けるようにスチール板が付属しています。電池はすでに装着済みで、絶縁体を抜けばすぐに利用できる状態でした。
サイズ感はiPhone 13 miniと並べて約半分くらいの大きさです。
何が変わった?
Switchbotでは前から温湿度計を販売しており、今回は新たにハイグレードな「プラス」が追加される形になります。そのため、旧型も併売されるようです。
主な違いとしては、ディスプレイサイズの違い、快適度の有無、背面スタンドの有無、データ保存期間の違いのみです。
ディスプレイサイズは従来の2.1インチから3インチへと大型化。また文字も少し太くなったことが視認性がグッと向上しました。また、プラスでは新たに快適度の表示に対応します。これは予め設定した温度や湿度の範囲に応じて乾燥、快適、湿潤の3段階で表示してくれる機能です。
また従来は壁かどこかにくっつけておく必要がありましたが、プラスでは内蔵スタンドを搭載したことにより、机において2段階の角度で調節できるようになりました。角度も42°または65°といろんなシチュエーションに応じて調節できます。
65°では結構寝てしまいますので、低い位置での設置に最適です。
データ保存期間も約2倍に延長されました。従来はローカルストレージに30日間のみ保存できましたが、プラスでは68日と約2ヶ月保存できるようになりました。
もちろん従来どおり、背面に引っ掛けようの穴やマグネットは搭載しているので、冷蔵庫や付属のプレートを用いて簡単に取り付けることができます。
接続
本製品も従来どおり別売のハブと繋げることでGoogle AssistantやAmazon Alexa、IFTTTなどのサービスと連携させることができます。
スマートフォンにSwitchbotのアプリをインストールし、新しいデバイスを追加で温湿度計プラスを選択します。
指示どおりに背面のボタンを押して紐付けを完了しましょう。
完了すると接続しているデバイスが一覧で表示されます。アイコンもしっかり差別化されています。
ハブに接続しようとすると項目がオンにできず、困惑しましたがハブ側にアップデートがあることを確認。アップデート後は問題なくオンにできました。接続できずに困っている人はハブのアップデートを確認したほうが良いです。
もう定番のログを見る機能もしっかり健在。精度も初代とほぼ同じ数字が表示されているので問題ないでしょう。
まとめ
旧型をすでに購入している人は急いで買い換える必要はないかと思います。機能的に大幅にグレードアップした箇所は少ないです。
ただ新たに買い足す場合に選択肢がもう一つ増えたことは非常に大きいです。例えばキッチンやリビングなど視認性が重視される場所ではプラスを設置しておき、倉庫や押入れ、サーバールームなど温湿度のデータを遠隔で確認したいだけの場合は初代を購入しても良いのではないでしょうか。