折りたたみスマホ最高峰と名高い「HUAWEI Mate X2」を実際に使ってみて すまほん!!

 基本的に、筆者のメインスマホは折りたたみスマホと決めています。スマホとタブレットをいつでも使い分けできるので、コンテンツ消費にはかかせません。

 長らく「Galaxy Z Fold3」がその座を担っていたのですが、他のメーカーの機種も触ってみたくなり、最高峰のビルドクオリティと名高い「HUAWEI Mate X2」に手を出してみました。HUAWEIの折りたたみスマホは、他にMate Xs 2などがありますが、個人的には谷折りタイプのMate X2が好みです。

 実際に購入して使ってみたので、本記事では使用感レビューをお届けします。

HUAWEI Mate X2の特徴

 まずはHUAWEI Mate X2がどんなスマホなのかをご紹介します。

  • 開くと約8.0インチ、閉じると約6.45インチの折りたたみスマホ
  • SoCはKirin 9000
  • リフレッシュレートは90Hz
  • バッテリー容量4500mAh
  • 背面カメラは50MP(広角)・16MP(超広角)・12MP(望遠)・8MP(ペリスコープ望遠)の四眼構成

 こちらがMate X2本体。ホワイトを購入しましたが、光沢感のある仕上がりで非常に美しいです。指紋は多少目立ちます。

 Galaxy Z Foldシリーズでは折りたたむと隙間が生まれてしまいますが、Mate X2では隙間なく折りたたむことが可能です。他の折りたたみスマホよりも早く隙間をなくすことに成功しており、HUAWEIの技術力の高さが伺えます。

 Mate X2は左右の厚みが異なりますが、これは重心を右側に持ってくることで、持ちやすいようにしているみたいです。筆者は右利きですが、実際に持ってみると意外と軽く、開いたほうが保持しやすいと感じます。閉じた時の方が重く感じるので不思議ですね。

 折り目も目立たなくなっています。画面OFF時にはうっすら視認できますが、Galaxy Z Foldシリーズに比べれば差は歴然。目をつぶってなぞってみてもどこに折り目があるかはなかなか分かりません。画面ON時には全く気にならくなるので、素晴らしい出来栄えです。

Mate X2

Galaxy Z Fold3

 開くと約8.0インチのタブレットに早変わり。片手で掴むのは厳しいです。メインディスプレイ側にパンチホールはないので、表示を制限されることはありません。個人的にはメインディスプレイで撮影する機会は少ないので、なくなっても困らないです。

 閉じた状態だとアスペクト比21:9と、一般的なスマホと同じ感覚で使うことができます。ちなみに、厚みや横幅、重量的に片手操作は困難です。

 Galaxy Z Foldシリーズでは、閉じたときに縦長の画面となるため、アプリによっては表示が崩れて見にくくなることがありましたが、Mate X2ではそんなことはありません。

 筆者が折りたたみスマホを愛する理由は、「スマホとタブレットをまとめて携帯できる」という点。

 タブレット状態だとコンテンツ消費はかなり捗ります。約8.0インチの大画面は視認性がとにかく高く、迫力も申し分ないのでついついドラマやアニメを見てしまいますね。

 出先で時間をつぶす際はとても重宝します。ポケットからさっと取り出せばタブレットになるるのは便利で、この感覚に慣れてしまうと折りたたみスマホから抜け出せません。荷物を少なくできるので、ミニマリスト的思考の人にはおすすめです。

 メインディスプレイでの動画表示に関しては、実はGalaxy Z Fold3と大して変わりません。Mate X2は約8.0インチ、Galaxy Z Fold3は約7.6インチと画面サイズに差はありますが、全画面表示の場合、上下の黒帯が広くなるだけで、動画の表示サイズはほぼ同じ。

左:Mate X2 右:Z Fold3

 閉じた状態だと、Mate X2の方がより大きく表示できます。

 折りたたみスマホにかかせない「画面分割表示」に対応。Galaxy Z Foldシリーズのように自由にウィンドウサイズを変えることはできないのが残念です。

 画面端からスワイプすることでショートカットを呼び出せます。使いたいアプリを登録しておけばサクッと切り替えられるので、使いこなせれば便利です。

 Galaxy Z Foldシリーズで使える「フレックスモード」はかなり重宝していますが、Mate X2ではそれに似た機能はありません。角度調整に関しても自由にできません。

 Mate X2は、老舗カメラメーカー「Leica」監修のクアッドカメラを搭載しています。

 色味はやや濃い目に表現される印象です。何も考えずシャッターボタンを押せば、サクッと映える写真が撮れるので不満ありません。

 超広角・ペリスコープ望遠などを搭載しており、撮影の幅はとても広め。光学10倍ズームでは建物の汚れまで鮮明に写っており、さすがの解像感といったところです。

 50倍あたりから塗り絵のようになるので、使いたいと思う機会は多くありません。ただ、もっと見るにも耐えないような粗い写真になると思っていましたが、意外ときれいで驚きました。

 以下、様々な作例。

 夜景モード。もう少し低照度な環境で撮れればMate X2の性能をよりお伝えできたかもしれません。白飛びやノイズも気にならなく、ビシッとした一枚に仕上がります。

 

Mate X2の微妙な点

 何よりも最大にして致命的な欠点。まずは「Googleサービスが使えない」という点です。

 これは前もって分かっていたことですが、本当に不便以外の言葉が出てきません。

 他のアプリストアを併用することで、最低限のアプリは一通りダウンロード可能です。ただ、ニッチなアプリは出てこないので困りました。

 ということで、裏技的手法でGoogle Playストアを導入してみました……が、それでも到底「快適」とは呼べません。プッシュ通知がかなり遅れて届きますし、そもそもプッシュ通知を対応させるにも一苦労。Googleアカウントを追加するのも最初のセットアップ時のみ。

 我慢すれば使えますが、そうであれば最初からGoogleサービスが使える「Galaxy Z Fold3で良いのでは……?」となってしまいます。

 「ワイヤレス充電に対応していない」のも残念なポイント。他社の折りたたみスマホでは高出力なワイヤレス充電が可能なモデルもありますが、Mate X2では使えません。幸い有線での55W急速充電に対応しているので、減ってもサクッと充電可能ですが、出来るなら対応してほしかったところです。

 また、300g近い重さなので、慣れていないと冗談抜きで腱鞘炎になるかもしれません。ベッドで寝転びながら使うのはなかなか大変です。

総評

 折りたたみスマホの中でもトップクラスの出来栄えでしょう。ピタッと隙間なく折り畳めますし、外側ディスプレイの使い勝手も素晴らしく良いです。開けば8インチタブレットになるので、どんな場所でも常に大画面でコンテンツを楽しめます。

 折りたたみスマホのカメラ性能は削られがちですが、Mate X2ではそんなことはありません。超広角・ペリスコープ望遠などを備えているので、数多くのシーンで活躍してくれます。

 Googleサービスが使えないので、基本的にはおすすめしませんが、創意工夫で対処できる人や最高峰の折りたたみスマホに触れてみたい人には、ぜひ手にしてほしい一台です。

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