Xiaomiは5月9日、かねてより発表を予告していたスマートフォン「POCO F5」「POCO F5 Pro」を発表しました。
F5のSoCは「Snapdragon 7+ Gen 2」。Snapdragon 7シリーズはSnapdragon 8シリーズに次ぐ位置付けで、旧世代のハイエンドSoC(Snapdragon 888)より高い性能を誇ります。
Snapdragon 7+ Gen 2の採用機種はPOCO F5が世界初となるため、いち早くこのSoCを試してみたいという方はPOCO F5の購入を検討されると良いでしょう。
一方のF5 Proは、最上位チップの「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。Snapdragon 7+ Gen 2もかなりの性能をもったチップですが、その更に上を行く、文字通りフラグシップモデルにふさわしい性能となっています。
F5もF5 Proも、実行メモリは8GBと12GBから選ぶことが可能です。
ディスプレイサイズと形式(AMOLD)、リフレッシュレート(120Hz)はどちらの機種も共通ですが、解像度はF5のFHD+(2400 x 1080)に対してF5 ProはWQHD+(3200 x 1440)とより細かい表示に対応します。
タッチサンプリングレートもF5の240Hzに対し、F5 Proは480Hzと優れているため、高精細な画面を求める方やゲームなどタッチサンプリングレートが重要な使い方を考えている方はF5 Proの方がお勧めです。
背面のカメラは両機種とも、メイン(6400万画素)、超広角(800万画素)、マクロ(200万画素)の3眼構成。F値などのスペック同じですが、F5 Proのメインカメラのみレンズ6枚構成であることが明かされています。
充電方式はどちらも有線の急速充電(67W)に対応。F5 Proはそれに加え、最大30Wのワイヤレス急速充電も利用できます。
バッテリー容量はF5が5000mAh、F5 Proが5160mAh。ハードな使い方にも十分耐えられる容量です。
生体認証はどちらの機種も指紋と顔に対応しています。指紋認証センサーはF5が側面に搭載、F5 Proが画面内に搭載となっており、好みが分かれるところ。いずれにせよ、指紋認証と顔認証の両方に対応しているのは、個人的には高評価です。
本体重量はF5が181g、F5 Proが204gとなっています。本体サイズは近いもののの、ワイヤレス充電に対応したF5 Proの方が20gほど重いのはやむを得ないところでしょう。
5月11日現在、POCO F5 / Proはグローバル版が発売されています。価格はF5が329ドル(約4万4300円)から、F5 Proが429ドル(約5万7800円)から。AliExpressでは日本からの購入も可能ですが、日本市場で正式に発売されるかは未発表。
グローバル版は現在技適未取得であること、POCOの日本向けTwitterアカウントも沈黙を守っていることなどを考慮すると、日本市場へ投入される可能性は高くなさそうです。
POCO F5 | POCO F5 Pro | |
---|---|---|
OS | MIUI 14 | |
SoC | Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 2 | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 |
メモリ | 8GB / 12GB | |
容量 | 256GB | 256 / 512GB |
画面 | 6.67型 (2400 x 1080) | 6.67型(3200 x 1440) |
カメラ | 6400万画素(標準)/ 800万画素(超広角)/ 200万画素(マクロ) | |
インカメラ | 1600万画素 | |
電池 | 5000mAh | 5160mAh |
重量 | 181g | 204g |
カラー | ブラック / ホワイト / ブルー | ブラック / ホワイト |
中華ガジェット個人輸入の定番サイト [AD] |
AliExpress Global |