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スコットランド警察にXR導入の動き。お巡りさん向けのARデバイスを構想中か

 イギリスのスコットランド警察が、警官が装備するためのARデバイスの導入を模索していることが明らかになりました。

 デバイスは、警官の日常業務をサポートすることを想定しており、顔認識や言語翻訳機能などを実装する計画であるそうです。地域の犯罪や、銃器の有無といった情報を表示する機能も検討中です。

 9月12日(火)現在、スコットランド警察の計画は検討段階。具体的な情報(導入機種や台数など)は不明なのですが、海外メディアMIXED Reality Newsなどによると、サイバー犯罪に対抗する「デジタル部門」に関連した4億ポンド(約740億円)の計画が承認済とのこと。

 もしかすると、この計画の一環としてARデバイスを導入する計画なかもしれませんね。現時点では情報が少なすぎるので、当局からの続報を待ちたいところです。

 XRを法執行機関が利用する計画は世界各国で進行中。例えばアメリカでは、警官向けのVRトレーニングを採用している州が複数あります(バージニア州など)。

 また、ルパン三世の銭形警部の所属組織としておなじみ、国際刑事警察機構(インターポール)も、2022年末に独自メタバース「INTERPOL Metaverse」を設立しました。同メタバースはMeta Quest 2で参加する仕組みで、フランスのインターポール本部をバーチャル訪問可能となっています。

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