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Pixelのレビューを信用するな!Googleべったりインフルエンサー以外を打ち切れる、不当な契約条項が明らかに

 Google忖度インフルエンサー以外は冷遇。

 Googleが、Pixel 9のレビュー契約において技術系インフルエンサーに対し、競合製品よりもPixelを優遇していることを求めていたことが明らかになりました。実質的にインフルエンサーを脅迫しているとしてThe Vergeが報じています。

 この問題は、Googleの招待制プログラム「Team Pixel」の参加者向け契約書に記載された新しい条項から発覚しました。契約書には、参加者はPixel製品を競合他社の端末と並べて紹介してはならず、他のブランドを優遇しているように見える場合は関係を終了すると明記されていたそうです。

 この条項の存在が明らかになると、多くのクリエイターから批判の声が上がりました。テクノロジー系インフルエンサーはTeam Pixelからの離脱を表明しています。YouTuberのケビン・ネザー氏は「テクノロジーのレビューを生業としている身として、一つの製品に縛られるのは受け入れられません」とコメントし、脱退しています。

 Googleの広報担当者は、この条項について「Team PixelはPixel端末をコンテンツクリエイターの手に届けることが目的で、報道関係者やテクノロジーレビュアー向けのプログラムとは異なります」と釈明、さらに「Team Pixelのフォームに掲載された新しい文言は不適切でした。削除しています」と述べており、対応に乗り出したようです。

 Googleのレビュー規定の実態が浮き彫りとなったことで、レビューが純粋なのか宣伝なのか、レビューの透明性や倫理について考える良い機会となりました。Pixelのレビューが信用できるものではないことを示す特ダネを、インフルエンサーによるPixel 9のレビューが続々と上がり始めるこの頃合いで公開するThe Vergeは流石としか言いようがありません。各インフルエンサーの信頼性を見極める好機とも言えます。たとえばTeam Pixel離脱を表明したインフルエンサーは信用できる存在だと言えるでしょう。

情報元The Verge
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