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ソニー、空間コンテンツ制作支援の新ブランド「XYN」始動。

 ソニーは、空間コンテンツ制作支援を行うソフトウェアとハードウェアが統合されたソリューション「XYN」(ジン)を発表しました。第一弾として、Windows向けPCアプリ「XYN Motion Studio」を3月下旬より提供開始するとのことです。

 「XYN」は、ソニーが培ってきたイメージング、センシング、ディスプレイなどの独自テクノロジーを活用し、現実空間のオブジェクトや人の動き、背景を正確に捉えてバーチャル空間などの3DCG制作環境に再現できるとしています。また、業界標準の様々な制作ツールに対応することで、柔軟なワークフローの構築を可能にするそうです。

 第一弾製品となる「XYN Motion Studio」は、12個の「mocopi」センサーとの接続や、独自アルゴリズムを活用したモーション自動補間、自動タグ付け機能を備えたPCアプリケーションです。専用レシーバーを介した12個のセンサーとの接続によって高精度な動作キャプチャーを実現し、アプリ上での編集機能も提供するとしています。

 また、開発中の製品として「XYN空間キャプチャーソリューション」と「XYN Headset」も発表されました。空間キャプチャーソリューションは、ミラーレス一眼カメラで撮影した画像から高品質な3DCGアセットを生成可能にするもので、効率的な撮影を支援するモバイルアプリも含まれています。

 「XYN Headset」は、4K OLEDマイクロディスプレイやビデオシースルー機能を搭載したXRヘッドマウントディスプレイで、直感的な空間コンテンツ制作に対応するとのことです。工業デザインやプリビジュアライゼーション、3Dキャラクター生成など、様々な用途での活用を想定しており、現在Sony Pictures Animationとの実証実験を進めているそうです。

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