
中国HONORは、フラッグシップラインMagicシリーズの最新作となる「HONOR Magic8 Pro」「HONOR Magic8」の2機種を発表しました。両機種ともに最新SoC「Snapdragon 8 Elite Gen5」搭載、望遠に強みを持つカメラ性能が特徴です。
上位モデルのMagic8 Proは、6.71インチの有機ELディスプレイを採用。FHD+(1256×2808)解像度に加え6000ニトのHDRピーク輝度を誇り、1~120HzのLTPO可変リフレッシュレートに対応します。

対して下位モデルMagic8は、6.58インチとやや幅狭。解像度は同じくFHD+(1256×2760)としつつも、先代の6.78インチを大きく下回る、持ちやすさ重視のサイズ感に仕上げられています。

心臓部については両機種同様で、Qualcommの最新SoC「Snapdragon 8 Elite Gen5」を搭載。スイスSGSの動作パフォーマンス関連の認証にも合格しており、極めてスムーズな動作体験を実現したと謳います。OSはAndroid 16ベースのMagicOS 10.0。
Magic8 Proのカメラは、5000万画素広角メイン(1/1.3型・f/1.6・OIS)、5000万画素超広角(f/2.0)、2億画素望遠(1/1.4型・f/2.6・OIS)の3眼構成。先代にあったメインカメラの可変絞りはオミットされてしまいました。
一方望遠は引き続き力が入っており、光学ズームは3倍→3.7倍へと強化。デジタルズームは最大100倍まで対応します。フロントカメラは5000万画素で、顔認証のセキュリティレベルを高める3D深度カメラも引き続き搭載。

無印Magic8も同じ3眼構成ではあるものの、メインは5000万画素(1/1.56型・f/1.9・OIS)、望遠は6400万画素(f/2.5・OIS・光学3倍)とこちらはやや控えめに。メインに関しては先代で1/1.3型を採用していたので、スペックダウンとなっています。顔認証も従来の2D方式。
バッテリーは両機種大容量で、Magic8 Proで7200mAh(120W有線急速充電)、Magic8で7000mAh(90W有線急速充電)。いずれも80Wのワイヤレス充電をサポートします。

Pro版のバッテリー仕様
防水防塵性能は、IP68/IP69に加え、高温・高圧の洗浄等にも耐えられるIP69Kまで対応。この外観でタフネススマホ並みの屈強さを有しています。アウトドア等でも安心して使用できそう。

カラーは旭日金砂(ゴールド)、天青色(グリーン)、雪域白(ホワイト)、绒黑色(ブラック)の4色展開。

Pro版の背面仕様
価格はそれぞれMagic8 Proが5699元(約12万2002円)、Magic8が4499元(約9万6312円)からとなっています。
- 12GB/256GB:5699元/4499元(約12万2002円/9万6312円)
- 12GB/512GB:5999元/4799元(約12万8424円/10万2735円)
- 16GB/512GB:6199元/4999元(約13万2706円/10万7017円)
- 16GB/1TB:6699元/5499元(約14万3410円/11万7720円)
| HONOR Magic8 Pro | HONOR Magic8 | |
|---|---|---|
| OS | MagicOS 10.0(Android 16ベース) | |
| SoC | Snapdragon 8 Elite Gen5 | |
| メモリ | 12GB / 16GB | |
| 容量 | 256GB / 512GB / 1TB | |
| 画面 | 6.71型 (1256×2808)、1~120可変リフレッシュレート | 6.58型 (1256×2760)、1~120可変リフレッシュレート |
| カメラ | 5000万画素広角(OIS)+5000万画素超広角+2億画素望遠(OIS・光学3.7倍) | 5000万画素広角(OIS)+5000万画素超広角+6400万画素(OIS・光学3倍) |
| インカメラ | 5000万画素+3D深度カメラ | 5000万画素 |
| 電池 | 7200mAh(120w有線急速充電、80wワイヤレス充電) | 7000mAh(90w有線急速充電、80wワイヤレス充電) |
| 寸法 | 161.15 × 75 × 8.32 mm, 約219g | 157.12 × 74.03 × 7.95 mm, 約205g |
| その他 | IP68/69/69K防水防塵、3D顔認証 | IP68/69/69K防水防塵、2D顔認証 |


















