vivoは、フラッグシップラインであるvivo Xシリーズの最新機種「vivo X300」を中国にて発表しました。同時に「vivo X300 Pro」が登場していますが、こちらは無印モデル。6.31インチという幅狭ボディが特徴となっています。
vivo X300は、MediaTekの最新チップセット「Dimensity 9500」を搭載。無印ながらSoCはPro版と変わりません。普段使いはもちろん、重量級のゲームも快適にプレイできるパワフルさです。「無印」というと下位版のように感じますが、性能面はPro同等のハイエンド。
ディスプレイは6.31インチの有機ELで、解像度は2640×1216ピクセル。リフレッシュレートは1〜120Hzの可変駆動に対応します。筐体も厚さ7.95mm、重量約190gと、近年のハイエンド機のなかでは軽量かつ幅狭です。
ベゼルの狭さもポイントで、その幅およそ1.05mm。画面占有率は、6.31インチという小さめな画面サイズで約94.7%とかなり高くなっています。iPhoneのDynamic Island風機能を搭載しているようで表示領域が広く見えますが、実際フロントカメラはパンチホール型です。
カメラは、vivoらしくZEISS認証を受けた広角・望遠・超広角のトリプル構成。メインの広角は2億画素、F1.68の大口径レンズで光学式手ブレ補正(OIS)も備えます。望遠は3倍光学ズーム対応・OIS搭載の5000万画素(F2.57)、超広角も5000万画素(F2.0)。望遠カメラこそPro版に劣るものの、さまざまな撮影シーンをカバーできる必要十分な構成となっています。フロントカメラもF2.0の5000万画素です。
加えて、Pro版のみならず無印のX300にも外付け望遠レンズキットが用意されました。焦点距離は200mm相当で、望遠撮影を大幅に強化することができます。別売りにはなりますが、撮影体験を向上させたい方は必見のアイテムとなりそうです。なおPro版とは異なり、外部バッテリーにもなるグリップ部は用意されていないもよう。
バッテリーは6040mAhと大容量。カメラ性能を活かした長時間の撮影でも安心です。急速充電は、有線で最大90W、無線で40Wに対応。IP68/IP69防水防塵規格を取得しているのも嬉しいところです。
カラーは「幸运彩(ピンクゴールド系)」「自在蓝(ブルー)」「惬意紫(パープル)」「纯粹黑(ブラック)」の4色展開。いずれも上品で落ち着いたトーンに仕上げられています。
中国国内にて10月17日から販売が始まっており、価格は最小構成の12GB/256GBで約9万3000円から。
- 12GB/256GB:4399元 (約9万3121円)
- 12GB/512GB:4999元 (約10万5822円)
- 16GB/256GB:4699元 (約9万9472円)
- 16GB/512GB:5299元 (約11万2173円)
- 16GB/1TB:5799元(約12万2757円)
OS | OriginOS 6(Android 16 ベース) |
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SoC | MediaTek Dimensity 9500 |
メモリ | 12GB / 16GB(LPDDR5X Ultra) |
容量 | 256GB / 512GB / 1TB(UFS 4.1) |
画面 | 6.31型 有機EL(2640×1216)、1~120Hz可変リフレッシュレート |
カメラ | 広角2億画素(OIS)+望遠5000万画素(3倍光学・OIS)+超広角5000万画素 |
インカメラ | 5000万画素 |
電池 | 6040mAh(90W有線充電/40W無線充電) |
寸法 | 150.57×71.92×7.95 mm、190 g |
カラー | 幸运彩(ピンクゴールド系)、自在蓝(ブルー)、惬意紫(パープル)、纯粹黑(ブラック) |
その他 |
OTGリバース充電、IP68・IP69防水防塵、画面内指紋認証、外付け望遠レンズ(別売) |