米The Vergeは、超薄型スマホ「iPhone Air」の第2世代が当初の2026年秋予定から、早くても2027年春にずれ込む見通しだと報じました。
情報源はThe Informationで、現行モデルの販売が伸び悩むなか、初代の生産を大幅に絞り込みつつ、後継機の再設計を進めているといいます。
不満の声が多かった単眼構成を第2世代では改め、超広角を加えたデュアルカメラ化を優先する方針だそう。
現行Airのサプライチェーンでは縮小が具体化しており、Foxconnは生産ラインを「1.5本」を残して解体、月末には停止見込み、Luxshareも10月末で停止したと報じられています。初代の価格は999ドルで、上位Proに比べて電池持ちやスピーカー、カメラ構成が弱いとの指摘が多く、価格訴求が難しかったことも背景にあります。
確かに設計を見直すなら延期も仕方ないのかもしれません。ただiPhone Airの内部は既に部品が敷き詰められており、デュアルカメラ搭載余地はほぼ無いように筆者には見えます。薄型軽量化をどこまで維持できるのか注目です。
既報では、2026年秋はiPhone 18 Proと折りたたみiPhoneが中心となり、標準系のiPhone 18/iPhone 18eは2027年春に回る可能性が高いものと見られており、iPhone Air2は18/eと同時に登場するのでしょうか?まだ確定的な情報ではないため、続報に注視したいところです。



















